KADOKAWA Technology Review
×
【1/31まで】ひと月あたり1000円。
お得に購読できるキャンペーン実施中!
新型コロナで変わる、「出会い」と「セックス」の形
Ms Tech / Unsplash
コネクティビティ 無料会員限定
How coronavirus is transforming online dating and sex

新型コロナで変わる、「出会い」と「セックス」の形

新型コロナウイルスのパンデミックによって他者との距離を取ることが強いられる現在、人々の出会いとセックスも大きく変化している。新しい傾向は、今後も続くかもしれない。 by Tanya Basu2020.04.17

屋内退避勧告が拡大していた3月下旬、ペンシルベニア大学ウォートン校のビジネス・スクールの学生の間で謎のグーグル・フォームが広まった。「恋は盲目 Bスクール版(Love Is Blind, Bschool Edition)」。カップルがそれぞれ相手の姿の見えないブースで会話し、婚約まで漕ぎ着けるネットフリックスの人気番組『恋は盲目(Love Is Blind)』からインスピレーションを得たものだ。

ルールは簡単だ。偽のメールアドレスを作成し、回答者が出席しているビジネス・スクールのクラス、性的指向、ジェンダー識別情報をフォームの作成者に伝える。作成者はその情報をランダム化し、マッチングしてペアを互いに紹介し、ペアは偽のアドレスを介してメールをやり取りする。1週間後、テキスト・メッセージまたはビデオ通話が許可される——。

パンデミック時代の、新しい出会いとセックスの世界へようこそ。

出会い系アプリは苦戦している。結局のところ、出会い系アプリで肝心なのは、物理的に誰かに会うことだからだ。出会い系サイト大手の「ティンダー(Tinder)」と「Okキューピッド(OkCupid)」を運営しているマッチ(Match)の株価は25%下落し、公衆衛生と経営方針のバランスを取るよう迫られた。

「ティンダーでは、メンバーが新しい人と直接会うことが通常であると理解しています。現在の状況を考慮して、彼らが取るべき予防策を思い出して欲しいと考えていました」と同社はプレスリリースで述べ、世界保健機関(WHO)を引用した。同社は現在、ユーザーが自身で移動できる地理的範囲外の人々とマッチングできるようにする機能を展開している。

出会い系アプリ「バンブル(Bumble)」のホイットニー・ウルフ・ハード創業者は、公開書簡でさらに明確なメッセージを送った。「しばらくは、バーチャルでデートしてください」。

しかし、バーチャル・デートとは、どういうことだろうか。

https://twitter.com/kitaaayyy/status/1242174081581096962

1つの方法は、婚活パーティを作り直すことだ。コーヒー・ミーツ・ベーグル(Coffee Meets Bagel)のダウォン・カン共同創業者は、自社のアプリで一度に10〜15人のメンバーを対象にしたバーチャル・ミートアップの主催を始めた。同社の担当者が管理するビデオ通話で交流会は開催され、ある参加者に関心のある別の参加者は担当者にメールを送れる。2人がときめきを感じたら、担当者が2人をつなぐ。

新型コロナウイルスは、デジタル時代のデートの基本ルールだと考えられていたことでさえ覆す。新型コロナウイルス以前は誰かにテキスト・メッセージを送ってデートの約束をすることは問題なかったが、デート前のビデオチャットは言うまでもなく、電話をかけることさえも気味の悪い部類に入った。

https://twitter.com/JokesOnMi/status/1241684809396539393

だがいまや状況は変わった。ユ …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.5
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.5Cities Issue

新型コロナのパンデミックによって激変した都市生活は、ポストコロナでどう変わるのか? 都市部への人口集中が世界で加速する中、環境、災害、貧困といった負の側面をテクノロジーは解決できるのか? 多様な人々が集まり、化学反応が起きるイノベーションの集積地としての役割を都市は今後も果たし続けるのか? 世界の豊富な事例と識者への取材を通して、新しい都市の未来像を描く。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る