KADOKAWA Technology Review
×
【4/24開催】生成AIで自動運転はどう変わるか?イベント参加受付中
記事を読んでからリツイートして! ツイッターが新機能をテスト
Pexels
Twitter wants you to read articles before you retweet them

記事を読んでからリツイートして! ツイッターが新機能をテスト

ツイッターは、ユーザーが記事のリンクを含んだ投稿をリツイートしようとすると、その記事を読むことを促す新機能のテスト運用をしている。デマの拡散を防ぐのが狙いだ。 by Charlotte Jee2020.06.12

ツイッターは、アンドロイド向けスマホアプリで、新機能をテスト中だ。記事を読んでからリツイートするようにとユーザーに促す機能で、ユーザーがツイッター投稿のリンク先の記事を確認しないまま、リンクを含む投稿をリツイートしようとすると、「リツイートする前に記事を読んでみたいですか?」というポップアップ・メッセージを表示する。現時点では、アンドロイド版のツイッターの利用者を対象に、英語版のみで実施している。

ツイッターによると、今回の新機能は、「確かな情報を基にした話し合いの促進に役立ちたい」との考えから生まれたという。実際のところは、リツイートにある種のハードルを導入することで、暴動やクチコミ(バイラル)誤報の広まりを減速できるかもしれないということだ。ツイッターのケイヴォン・ベイクプール製品開発責任者は次のように述べている。「ツイッター上ではリンクや記事が口コミで容易に広まります。これは強力ですが、時には危険でもあります。ユーザーが自分で広めているコンテンツを読んでいない場合はなおさらです」。

ツイッターは運用を開始してからずっと、投稿コンテンツのモデレーションについては極めて慎重な姿勢を取ってきた。しかし、それは変わりつつあるようだ。より多くのツイートに対し、内容が虚偽である、または誤解を招く恐れがあるという警告を表示するようにし始めた。中でも注目すべきは、ドナルド・トランプ大統領の投稿に警告を表示したことだ。さらに、 敵対国が選挙や公開討論に影響を与えるために悪用する可能性がある偽アカウントの削除にも一層の力を入れている。今回の新たな試みは、積極性を増した同社の取り組みの最新例と言えそうだ。

人気の記事ランキング
  1. 10 Breakthrough Technologies 2024 MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2024年版
  2. Promotion MITTR Emerging Technology Nite #28 「自動運転2.0  生成AIで実現する次世代自律車両」開催のご案内
  3. The problem with plug-in hybrids? Their drivers. プラグイン・ハイブリッド、想定以上の環境負荷のなぜ
  4. Covid hasn’t entirely gone away—here’s where we stand 新型コロナはもう「終わった」のか? 現状を整理する
シャーロット・ジー [Charlotte Jee]米国版 ニュース担当記者
米国版ニュースレター「ザ・ダウンロード(The Download)」を担当。政治、行政、テクノロジー分野での記者経験、テックワールド(Techworld)の編集者を経て、MITテクノロジーレビューへ。 記者活動以外に、テック系イベントにおける多様性を支援するベンチャー企業「ジェネオ(Jeneo)」の経営、定期的な講演やBBCへの出演などの活動も行なっている。
10 Breakthrough Technologies 2024

MITテクノロジーレビューは毎年、世界に真のインパクトを与える有望なテクノロジーを探している。本誌がいま最も重要だと考える進歩を紹介しよう。

記事一覧を見る
人気の記事ランキング
  1. 10 Breakthrough Technologies 2024 MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2024年版
  2. Promotion MITTR Emerging Technology Nite #28 「自動運転2.0  生成AIで実現する次世代自律車両」開催のご案内
  3. The problem with plug-in hybrids? Their drivers. プラグイン・ハイブリッド、想定以上の環境負荷のなぜ
  4. Covid hasn’t entirely gone away—here’s where we stand 新型コロナはもう「終わった」のか? 現状を整理する
気候テック企業15 2023

MITテクノロジーレビューの「気候テック企業15」は、温室効果ガスの排出量を大幅に削減する、あるいは地球温暖化の脅威に対処できる可能性が高い有望な「気候テック企業」の年次リストである。

記事一覧を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る