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2020: 35 Innovators Under 35

2020年版35歳未満のイノベーター35人

MITテクノロジーレビューが選出した2020年の「35歳未満のイノベーター」の顔ぶれを紹介する。 by MIT Technology Review Editors2021.01.12

混沌とした時代にあっても、より良い世界を目指して活動している人たちがいる。パンデミックと闘う医療専門家や、社会正義のために闘う一般市民、その他のさまざまな問題に対処するためにテクノロジーを活用しようと努力している人たちの姿は、心強いものだ。

Innovation Issue
この記事はマガジン「Innovation Issue」に収録されています。 マガジンの紹介

このページに掲載されている35人の若いイノベーターの全員が、パンデミックと戦うために働いているわけではない。しかし、パンデミック以外にも、テクノロジーを使って人々を助ける方法を模索している。気候危機を解決しようとしたり、パーキンソン病の治療法を見つけたり、飲料水を必要としている人たちに届けようとしたりしている。

MITテクノロジーレビューは過去20年間、35歳未満のイノベーターのリストを発表してきた。若いイノベーターたちの取り組みにスポットを当て、今後10年間、テクノロジーが進むであろう方向性の少なくとも一部を示すことがリストの狙いだ。35歳未満のイノベーターには毎年500件以上のノミネートがあり、MITテクノロジーレビューの編集者は、人工知能、バイオテクノロジー、ソフトウェア、エネルギー、材料工学などの専門知識を持つ25人の審査員の審査を経て、100件のセミファイナリストを選ぶ。そして最終的に選出されたのが、ここにいる35人のイノベーターたちだ。

2020年版のイノベーターリストを読む

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本当に長期的に重要となるものは何か?これは、毎年このリストを作成する際に私たちが取り組む問いである。未来を完全に見通すことはできないが、これらの技術が今後何十年にもわたって世界に大きな影響を与えると私たちは予測している。

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日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

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