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These drone photos show urban inequality around the world

ドローン空撮がさらけ出す、世界の都市に潜む不平等

ドローンを使用して都市の写真を撮影するプロジェクト「不平等な風景(Unequal Scenes)」は、サンパウロからシリコンバレー、カリフォルニア州ロングビーチまで、世界中のいたるところに潜む傷跡を暴露している。 by Johnny Miller2021.04.30

これらの写真は、ドローンを使用して都市の写真を撮影し、そこに潜む傷跡を映し出そうとするプロジェクト「不平等な風景(Unequal Scenes)」の一部である。他の写真は同プロジェクトのWebサイト、またはインスタグラムで見ることができる。

ブラジルのサンパウロ中心部に位置するモイーニョの貧民街は、高架道路と電車の線路の間に挟まれている。公共の水道・電気は通っておらず、衛生環境も好ましくない。
南アフリカのケープタウンの郊外、フォールス湾東側の海岸沿いにある豊かなストランド地区(右)は、列状に連なる非合法な居住地(中央)を境に、政府助成の公営住宅が集まるノムザモ地区(左)と隔てられている。
20億人のユーザー数を誇るフェイスブックは、莫大な富と影響力を誇る世界帝国を築き上げた。カリフォルニア州メンロパークにあるフェイスブック本社の陰には、ホームレスの野営地がひっそりとたたずんでいる。
カリフォルニア州ロングビーチの北西部には、この地域の多くの石油精製所で使用されている貯蔵タンクが隣接している。
ミネソタ州ミネアポリスのミネハハ・アベニューにある質屋は、ジョージフロイドの殺害後の騒乱の最中に火事で破壊された。
メキシコシティのサンタ・フェ地区にあるこのエリアには、二つのコミュニティを整然かつ慎重に分断する障壁が存在する。障壁の存在を確認するもう一つの方法は、グーグル・マップでストリートビューを使って、立入禁止区域への出入りに使える道路を確認することだ。

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