聴くMITTR:脱炭素だけではない、気候変動との戦い
今週のオーディオ・ムック(β)では、気候変動「適応」策とは何か? なぜ重要なのか? その基本的な知識を解説するとともに、具体的な取り組みを紹介する。 by MIT Technology Review Audio Studio2022.09.14
2050年のカーボンニュートラル(炭素中立)実現へ向けた世界の取り組みがいま注目されている。だが、人類にとっての気候変動との戦いは、温室効果ガスの排出削減のような「緩和」だけではない。異常気象や気象災害に対して備える「適応」も必要だ。世界中の政府や機関、企業がさまざまな緩和策と並行して、適応策についての研究や政策の導入を進めている。
今週のオーディオ・ムック(β)では、気候変動「適応」策とは何か? なぜ重要なのか? その基本的な知識を解説するとともに、具体的な取り組みを紹介する。
◆

MITテクノロジーレビューは毎週、旬のテーマを設定し、編集部がピックアップした記事を「オーディオ・ムック(β)」として音声化してお届けします。家事や運動をしながら、通勤しながら、手がふさがっていても記事が読める「聴く」MITテクノロジーレビューをお楽しみください。
なお、本コンテンツは音声合成技術で作成しているため、一部お聞き苦しい点があります。ご容赦ください。バックナンバーはこちら。感想は@techreviewjp まで。
今週の収録記事
脱炭素だけではない、 気候変動対策に 「適応」も必要な理由
気候変動による脅威に立ち向かう方法は、温室効果ガスの排出削減のような「緩和」だけではない。「適応」も重要だ。緩和と適応の分野は長らく分断されてきたが、今ではその両方が必要であることが認識されつつある。
「スポンジ都市」の発明で 洪水と仲良くなった建築家
水をコントロールするのではなく、水と協調する――。中国のランドスケープ・アーキテクトが切り開いてきた新たなアプローチは、気候変動で今後ますます増加するであろう災害を防ぐのに役立つかもしれない。
スタバも注目、奇跡が生んだ 「気候変動に強い」コーヒー
世界的な需要の高まりに反して、コーヒーの栽培に適した世界の面積は2050年までにおよそ半減すると予測されている。偶然から見つかった新種がコーヒーの未来を救うかもしれない。
- 人気の記事ランキング
-
- These scientists used CRISPR to put an alligator gene into catfish ワニの遺伝子を組み込んだ「CRISPRナマズ」が米国で誕生
- People are already using ChatGPT to create workout plans チャットGPTはパーソナルトレーナーになるか? 実際に試してみた
- Why EVs won’t replace hybrid cars anytime soon トヨタの賭け、EV一辺倒ではなくハイブリッド車を売り続ける理由
- What’s next for batteries リチウムイオン以外の選択肢は台頭するか? 23年の電池業界を占う
- Inside Japan’s long experiment in automating elder care 高齢者介護を「自動化」する 日本の長い実験

- MITテクノロジーレビュー オーディオ・スタジオ [MIT Technology Review Audio Studio]日本版 オーディオ・スタジオ チーム
- MITテクノロジーレビューは毎週、旬のテーマを設定し、編集部がピックアップした記事を「オーディオ・ムック(β)」として音声化してお届けします。