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ムーンラッシュ到来、人類は月で何を目指しているのか?
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What's next for the moon

ムーンラッシュ到来、人類は月で何を目指しているのか?

50年ぶりに月を目指すNASAの「アルテミス計画」をはじめ、2023年以降は月を目指すミッションが目白押しだ。人類は月で何をしようとしているのか。 by Jonathan O'Callaghan2023.08.02

私たちは再び月へ戻ろうとしている。 それも一度ではない。

人類が月面を最後に歩いてから50年以上が経つ。だが、2023年からは、小型のロボット探査機から本格的な有人着陸船まで、あらゆるものを月に送り込むさまざまなミッションが、国の宇宙機関や民間企業によって計画されている。

最終的な目標は、人類が月に居住して活動できるようにし、深宇宙探査のための中継基地として月を利用することだ。

月で何が起ころうとしているのか。

先陣を切るロボット・ミッション

2020年代には、十数台のロボット探査車両が月に送り込まれる予定だ。

インドは7月14日、チャンドラヤーン(Chandrayaan)3号の打ち上げに成功した。2019年にチャンドラヤーン2号が月面に墜落して以来となる、2度目の月面着陸を8月に試みる。

それに続くのが、米国の民間企業、アストロボティック(Astrobotic)とインテュイティブ・マシーンズ(Intuitive Machines)である。両社は年内の月面着陸を目指し、米国航空宇宙局(NASA)から一部資金提供を受けている。アストロボティックのペレグリン・ワン(Peregrine One)着陸船は、今年後半、月の北半球に、水氷を探すためのセンサーや小型の探査車(ローバー)など一連の機器(一部はNASA所有)を輸送する予定だ。また、インチュイティブ・マシーンズのノヴァC(Nova-C)着陸船も、初の月面着陸を試みようとしている。

「私たちの第一の目的は、月の南極地帯に静かに着陸することです。軟着陸は、これまで一度も実現したことがありません」。インチュイティブ・マシーンズのスティーブ・アルテマス最高経営責任者(CEO)は、最近、NASAから当初計画していた着陸地点の変更を求められた後、こう語った。このミッションには、望遠鏡で月から天の川銀河の中心を撮影することや、月面データセンターの実証も含まれる。いずれも初の試みだ。打ち上げには、スペースX(SpaceX)のファルコン9(Falcon 9)ロケットを使い、暫定スケジュールは9月に設定されている。

両社にはさらに大きな野心がある。アストロボティックは2024年にNASAのローバー「バイパー(VIPER)」を送り込み、月面で永久影になっているクレーターのいくつかに乗り入れ、水氷を探索する。一方、インチュイティブ・マシーンズは2番目のミッションで、これらの真っ暗なクレーターの1つに、飛び跳ねながら移動する小型のホッパー探査車で飛び込み、NASAのドリルを運ぶ予定だ。

「かなり盛り上がっていますね」。オーストラリア企業アドバンスド・ナビゲーション(Advanced Navigation)のグザビエ・オアCEOは言う。同社は、ノヴァCとホッパー探査車に着陸・着地ナビゲーション・システムを提供する。さらにオアCEOは、目標としているクレーターは、「月で氷が見つかる可能性が最も高い場所」と考 …

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