【ゾウ出没注意】インドで整備が進むAI警報システム
野生のアジアゾウと人間との衝突を避けるため、インドではさまざまな早期検知システムが展開されつつある。 by Kanika Gupta2026.06.24
環境・森林・気候変動省によると、インドには世界の野生アジアゾウの約60%が生息しており、生息域の約80%は保護区外にある。そのため、人間と野生動物が密接に接触する機会が生じ、衝突が致命的な結果をもたらすこともある。過去5年間で約3000人の死傷者が発生し、2014年以降では1000頭を超えるゾウが死亡している。
ゾウが出没しやすい地域では、地上パトロールからの警告が村や農場などの居住地域に届くまで数時間かかることがあり、被害の多くを防ぐことができていない。こうした状況を受け、州の森林局やNGO、地域住民が連携し、対応時間や警告時間を数分、あるいは数秒にまで短縮できる人工知能(AI)システムの設計・試験・導入に取り組み始めている。
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- カニカ・グプタ [Kanika Gupta]米国版 寄稿者
- ニューデリーを拠点とするフリーランスのジャーナリスト兼ドキュメンタリー映像作家。
