KADOKAWA Technology Review
×
【締め切り迫る!1/20まで】年間購読料20%オフ & マガジン1冊プレゼントキャンペーン 実施中!
グーグルが「長く使うほど速くなる」コンピューターを研究中
Jon Han
知性を宿す機械 Insider Online限定
Your next computer could improve with age

グーグルが「長く使うほど速くなる」コンピューターを研究中

コンピューターは通常、長年の使用で処理が遅くなっていくが、機械学習によって、使い続けるうちにより速く処理ができるようにする研究が進んでいる。近年、ムーアの法則が減速し、チップの基本設計の変化も見られなくなってきたことから、いずれ役に立つ技術となりそうだ。 by Will Knight2018.03.23

コンピューターは一般的に、長年使用していると次第に処理が遅くなる。プロセッサーが新しいソフトウェアに対応するのが難しくなるからだ。アップルなどはバッテリーの劣化に合わせて、意図的にiPhoneの処理速度を減速させている。だがグーグルは、ノートPCやスマホを使っているうちに、学習によってより良くより速く処理ができるようにする研究をしている。

研究者が取り組んだのは、プリフェッチと呼ばれるコンピューティングの一般的な問題だ。コンピューターが情報を処理する速度は、メモリーからチップに情報を読み込む速度よりもかなり速い。ボトルネックを避けるために、コンピューターはどの情報が必要になりそうかを予測し、その情報を前もって読み込もうとする。これがプリフェッチだ。だが、コンピューターがより強力になるつれ、この予測は次第に困難になる。

3月上旬に発表された論文によれば、グーグルのチームは、大規模な擬似的ニューラル・ネットワークを使う人工知能(AI) …

こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
年間購読料 20%OFF
Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020SDGs Issue

今、世界中の企業や機関の技術者・研究者たちが各地で抱える社会課題を解決し、持続可能な世界の実現へ向けて取り組んでいる「SDGs(持続可能な開発目標)」。
気候変動や貧困といった地球規模の課題の解決策としての先端テクノロジーに焦点を当て、解決に挑む人々の活動や、日本企業がSDGsを経営にどう取り入れ、取り組むべきか、日本が国際社会から期待される役割について、専門家の提言を紹介します。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る