MSやフェイスブックが「AIのバイアス」対策に乗り出す理由
人工知能(AI)が重要な場面の意思決定の自動化や支援に使われる機会が増えるにつれて、アルゴリズムに偏向が含まれる問題の重大性が高まっている。マイクロソフトやフェイスブックは、AIアルゴリズムに含まれる偏向を自動的に発見する独自ツールの開発を進めている。 by Will Knight2018.06.06
マイクロソフトは、広い分野の様々な人工知能(AI)アルゴリズムに含まれる偏見や偏向を自動的に識別するツールを開発している。機械学習に潜んでいる恐れのある不公平を自動で特定することは、これまでで最も果敢な取り組みだ。企業が、無意識に特定の人々を差別することなくAIを活用するのにも役立つだろう。
大手テック企業はこぞって、クラウドを介してすぐに利用できる機械学習テクノロジーを売り出している。こうしたアルゴリズムを利用して重要な判断や決定を自動化する顧客が増えるにつれ、偏向の問題は極めて重要なものになる。偏向は機械学習のモデルに容易に忍び込むため、不公平を自動的に検出する機能はAIツールキットにとって重要な要素になるだろう。
「透明性、明瞭性、説明能力といったことは、AI分野において真新しいものです。そのため、何を調べるべきかとか、どのように偏向が機械学習モデルに潜んでいるのかを完全に理解している人はほとんどいません」と、マイクロソフトで偏向検出ダッシュボードの開発に取り組む …
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