KADOKAWA Technology Review
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生命の再定義

遺伝子編集や遺伝子療法、新治療法や個別化医療、神経工学、合成生命について。

  1. The US is about to kickstart its controversial covid booster campaign
    米国でワクチン「ブースター接種」開始へ 高齢者など対象
    米政府が新型コロナワクチンのブースター接種(追加接種)の開始を決定した。高齢者や基礎疾患のある人に加えて、感染リスクの高い医療従事者などを対象に加えた。
  2. 世界最大級の貴重な脳のコレクション
    100個ほどのガラスびんの中には、精神科病院から寄贈された貴重な患者の脳が収められている。
  3. 「心」とは何か? MITテクノロジーレビューの誌面から
    MITテクノロジーレビューでは過去数十年間にわたって、私たちの「心」の一部を構成する「脳」について分かっていること、あるいはまだ分からないことを繰り返し取り上げてきた。過去の誌面から、その一部を紹介しよう。
  4. 脳に損傷を負うなどして、いわゆる「植物状態」にある人々にも意識はあるのだろうか。イタリアのある研究者は、一見すると完全に無反応な人であっても、脳に刺激を与えることで、意識があるかどうかを判定できる方法を開発した。
  5. ジェフ・ベゾスやユーリ・ミルナーといったシリコンバレーの大富豪らが出資しているとされる、「若返り」をテーマにしたスタートアップ企業が立ち上がった。潤沢な資金を背景に、自由な発想で研究できる環境を約束し、米国や英国、日本などで研究者の採用を進めている。

生命の再定義の記事一覧

  1. Our brains exist in a state of “controlled hallucination”
    なぜドレスは金色に見えたのか?脳の不思議に迫る新刊3冊
    私たちは、現実世界をみんなが同じように認識していると考えがちだ。しかし、3冊の新刊書籍によって、脳が周囲の世界を把握する仕組みの奇妙さが明らかとなっている。
  2. How big science failed to unlock the mysteries of the human brain
    米国と欧州連合の2つの巨大な脳研究プロジェクトは、当初描いていた壮大な成果を出せていないのが現状だ。リミットはあと数年、研究者たちは複雑な脳をどこまで解明できるのだろうか。
  3. Can you spot the fake receptor? The coronavirus can’t either.
    「ニセの受容体」でウイルスを騙す、新型コロナ次世代治療法
    新型コロナウイルス感染症の新たな治療法として、ウイルスが細胞に侵入するときの「受容体」に着目した方法が開発中だ。回復を早めると期待される「デコイ療法」とは何か。
  4. "I understand what joy is now": An MDMA trial participant tells his story
    危険な合成ドラッグとして知られるMDMAを併用し、重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を治療する心理療法の臨床試験が米国で進んでいる。被験者の一人が、「人生を一変させる」体験について語った。
  5. How to talk to vaccine-hesitant people
    「陰謀論者」で片付けない、ワクチン未接種者との対話のヒント
    新型コロナワクチンの接種が進んでいる一方で、未接種の人も依然として一定数、存在する。ワクチン接種をためらう人たちに、ワクチンの重要性を認識してもらうにはどうすればよいのだろうか。
  6. Stop saying “delta plus.” It doesn’t mean anything.
    新型コロナ「デルタプラス」はデルタ株よりも危険を意味するか?
    新型コロナウイルスの「デルタプラス」の症例が世界各国で見つかり、人々を不安に陥れている。しかし、誤解を招きかねないこの俗称は、命名法の混同に由来するものだ。デルタ株より危険だという証拠は今のところない。
  7. What we know about how the delta variant of covid is spreading
    ワクチンは効くのか?「デルタ株」の5つの疑問に答える
    新型コロナワクチンの接種が進んでいるにもかかわらず、世界各国でデルタ株による感染の拡大が報告されている。厄介なデルタ株について現時点でわかっていることをまとめた。
  8. They called it a conspiracy theory. But Alina Chan tweeted life into the idea that the virus came from a lab.
    新型コロナウイルスの起源をめぐって、中国の研究所からの流出の可能性を指摘したのは、米国の著名な研究機関で働く博士研究員(ポスドク)だった。当初は陰謀論と一蹴された主張は、彼女の粘り強い活動によって科学界のコンセンサスに変化をもたらしている。
  9. This is all the connections in a bit of mouse brain the size of a grain of sand
    マウスの脳神経回路を3Dマップ化、プリンストン大らが公開
    大脳皮質をリバースエンジニアリングして次世代AIの開発を目指す「MICrONS」プロジェクトが、マウスの脳内の神経のつながりを示す3Dマップを公開した。マウスの脳の構造は人間の脳と似ているため、知能の謎を解明するのに役立つかもしれない。
  10. Stop giving out booster shots until more of the world is vaccinated, says the WHO
    WHO、新型コロナワクチン追加接種の凍結を呼びかけ
    新型コロナのデルタ株が世界中で猛威を振るう中、ワクチンの追加接種を開始したり、検討したりする国が増えている。だが、低所得国には、ワクチン接種をまだ1回も受けていない人々が大勢いるのが現状だ。
  11. Covid clusters among the vaccinated are killing our back-to-normal dreams
    新型コロナ変異株、ワクチン「接種済み」でもクラスター発生
    新型コロナワクチン接種済みの人々の間で感染爆発が起こる例が、世界各地で報告されている。米CDCは、ワクチン接種を受けた人はマスクを外してもよいという方針を180度転換し、公共施設の屋内でのマスク着用を求める通達を出した。
  12. Bats' brains are built for navigation
    まるで「天然のGPS」、コウモリは人間の脳の解明に役立つか
    コウモリは過去、現在、未来の位置を認識して行動していることが研究によって明らかになった。コウモリの脳神経を研究することで、人間の脳について新たに分かることがあるかもしれない。
  13. Meet the people who warn the world about new covid variants
    増え続ける変異株を追跡するために命名される「B.1.1.7」のような系統名は、今や、新型コロナウイルスのグローバルな研究には欠かせないものになっている。ボランティアが運用する「パンゴ(Pango)」と呼ばれる命名システムの中核を担うのは、大学院生や博士研究員などの若手の研究者たちだ。
  14. What you need to know about the CDC’s new mask guidelines
    ワクチン接種後でもマスク着用を推奨、米CDCが方針転換
    米国疾病予防管理センター(CDC)は、新型コロナウイルス「デルタ株」の国内感染者の増加を受けて、感染者が急増している地域ではマスク着用を推奨すると発表した。米国の63%以上の地域がCDCにより「感染率が相当高い」とされている。
  15. An albino opossum proves CRISPR works for marsupials, too
    日本の理研チーム、有袋類の遺伝子改変に成功 世界初
    クリスパー(CRISPR)は幅広い生物の遺伝子改変に使われてきたが、有袋類への適用は困難だった。7月22日、理化学研究所の研究チームが世界で初めてこの困難を打ち破った。
  16. Why England's sudden lifting of covid restrictions is a massive gamble
    英「フリーダム・デー」、
    16カ月ぶりの自由な生活で
    何が起きるのか?
    新型コロナウイルスの感染者数が急増する中、英国政府は、イングランドにおけるパンデミック関連の規制をすべて解除すると発表した。今後の状況を予測することは難しいが、現段階でわかっていることと、現段階ではわからないことをまとめた。
  17. How to mend your broken pandemic brain
    パンデミックのストレスでダメージを受けた脳を修復する方法
    最近になって人々の生活は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響から徐々に回復しつつあるように見える。だが、ストレスによって脳にダメージを受けたせいで、メンタルヘルスに関する悩みを抱えている人は依然として多い。
  18. Pfizer wants to give you a booster shot—but experts say it's too soon
    ファイザーがワクチンの追加接種を主張、専門家は「時期尚早」
    ファイザーは、自社のワクチンの予防効果が接種後6カ月で低下していることが示されたとして、3回目の追加接種が必要だとする声明を発表した。しかし、多くの専門家は、世界の多くの人々がまだ1回目の接種すら受けていない現在、追加接種を検討するのは時期尚早だと述べている。
  19. Welcome to the Tokyo Olympics, where public health, money, and politics collide
    パンデミック下での異例の開催、東京オリンピックは大きな賭け
    東京オリンピック・パラリンピックが間もなく開幕する。東京都に4度目の緊急事態宣言が出される中でのオリンピックは、主催者が最善を尽くしたとしても、日本国内の新型コロナ感染状況に影響を及ぼすことは避けられないだろうと専門家らは見る。
  20. Here's what we know about kids and long covid
    子どもを苦しめる新型コロナ後遺症について今、わかっていること
    新型コロナウイルスに感染した子どもは、重症化や死亡のリスクは低いものの、数週間から数か月続く後遺症を抱える可能性がある。こうした後遺症が発生する頻度や原因については、現段階ではまだよくわかっていない。
  21. Inside the risky bat-virus engineering that links America to Wuhan
    中国の武漢ウイルス研究所は何年もの間、コウモリ由来ウイルスの組み替え体がヒトに感染することを実証してきた。米国も資金援助していた危険な研究はなぜ安全性の低い環境で実施されたのか。
  22. Mixing and matching different vaccines seems to work
    1回目アストラゼネカ、2回目ファイザー接種でも高い効果=英新研究
    アストラゼネカ製ワクチンを1回接種した後、2回目としてファイザー製ワクチンを接種した場合の免疫反応は、アストラゼネカ製ワクチンを2回接種した場合よりも高くなることが新たな研究でわかった。
  23. Brazil’s most vulnerable are struggling to survive the stress of covid
    新型コロナ蔓延続くブラジル、危機に晒される新生児
    新型コロナウイルス感染症による死者が50万人を超えたブラジルでは、低体重で生まれた赤ちゃんが医療政策、酸素ボンベ不足、ウイルス感染など複数の危機に晒され、十分なケアを受けられずにいる。
  24. One man's crusade to end a global scourge with better salt
    ヨウ素を添加した塩の普及によって、世界のヨウ素欠乏症は激減した。ヨウ素添加塩を途上国に広めたインド人研究者は今、鉄を塩に添加することで、世界から貧血を撲滅させようと奮闘している。険しい道のりを経て開発された鉄分強化塩は、公衆衛生問題を解決できるだろうか。
  25. Startups are racing to reproduce breast milk in the lab
    母乳を作り出す細胞を培養して、これまでより優れた人工乳を生み出そうとしているスタートアップ企業がある。プロジェクト断念の危機に何度も瀕しながら、ビル・ゲイツ率いる投資ファンドからの資金調達に成功し、培養した細胞に母乳に似た物質を分泌させるところまで漕ぎ着けた。
  26. NASA inches closer to printing artificial organs in space
    人工臓器作製を目指すNASA、3Dプリントの肝臓組織をISSで実験へ
    人間の臓器組織作製を競うコンペ「血管組織チャレンジ」の優勝チームをNASAが発表した。人工臓器は、移植臓器を必要とする人々のためのためだけでなく、将来、深宇宙ミッションに挑む宇宙飛行士にも役立つ可能性がある。
  27. Your first lab-grown burger is coming soon—and it’ll be “blended”
    環境や倫理的な問題の解決策として培養肉の作成に取り組む企業が増えているが、コストがかかりすぎることが商品化の障壁となっている。しかし、植物由来の代替肉と混合することで、両者のいいとこ取りをした「ブレンド肉」が私たちの食卓に届く日は遠くないかもしれない。
  28. Gene editing has made pigs immune to a deadly epidemic
    遺伝子編集技術「CRISPR(クリスパー)」を使って、感染症にかからない豚を作り出す大規模なプロジェクトが米国で進行している。理屈の上ではこのプロジェクトの手法は、人間にも適用できる。
  29. The Delta variant doubles the risk of hospitalization—but the vaccines still work
    新型コロナ「デルタ株」入院リスク倍増、ワクチンは有効
    新型コロナウイルスのデルタ株に感染した場合、入院のリスクはアルファ株に比べて約2倍になることが、エジンバラ大学医学部アッシャー研究所などの研究により分かった。しかし、同時に、現在の新型コロナワクチンが入院のリスクを大幅に下げることも示された。
  30. Potato innovation has stagnated for decades. Sexual reproduction might get it unstuck.
    停滞するジャガイモの品種改良、有性生殖で変革に挑む育種家
    現在私たちが食するジャガイモのほとんどは、50年から100年前に生み出された品種である。その意味で、ジャガイモの品種改良は停滞しているが、自然発生した染色体数が半分の品種を使うことで、有益な形質を持つ新たな品種を生み出そうとしている育種家がいる。
  31. What makes the Delta covid-19 variant more infectious?
    新型コロナ「デルタ株」の感染力を高めているのは何か?
    「デルタ株」と呼ばれるインドで発生した変異株が、すでに英国で優勢になっている。研究者たちは、その高い感染力の秘密を明らかにするべく取り組んでおり、いくつかの仮説が浮かんでいる。
  32. The doctor will Zoom you now
    パンデミックで一気に普及した米国の遠隔医療は定着するのか?
    医師も患者も長らく遠隔医療には慎重だったが、パンデミックのロックダウンによって他に選択肢がなくなると、多くの医療提供者が携帯電話やコンピューターを通して患者を診るようになった。遠隔医療は定着するのだろうか?
  33. A blind man can perceive objects after a gene from algae was added to his eye
    「藻」の遺伝子で失明から視力回復、光遺伝学で新成果
    欧米の科学者で構成する研究チームは、視力を失った被験者の目に藻類の遺伝子を組み込むことで、目の前のテーブルにノートが置かれたことを認識できるようになったことを医学雑誌で報告した。光遺伝学の恩恵を受けた初めての患者であるとしている。
  34. This animated chart shows how the world’s vaccine rollout is going
    動くグラフで見る、世界のワクチン接種状況(日本はG20中19位)
    世界中で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種プログラムが展開されつつあるが、展開のペースは国によって大きく異なっている。最も進んでいる米国や英国が人口100人あたり80回以上のワクチン接種を実施してきたのに対し、ワクチン接種が1度も実施されていない国も多い。
  35. Top researchers are calling for a real investigation into the origin of covid-19
    新型コロナ起源、流出説排除せず再調査を=著名生物学者らが主張
    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の起源をめぐって、世界的に著名な生物学者18人が連名で再調査を求める書簡を発表した。研究所流出説を単なる陰謀論として片づけるのではなく、科学的な立場から検証するよう求めている。
  36. Five reasons why you don’t need to panic about coronavirus variants
    新型コロナ、変異株でパニックにならなくていい5つの理由
    新型コロナウイルスをめぐって、強力な変異株が次々と現れるのではないかと懸念する声がある。引き続き用心しつつも、変異株を必要以上に恐れることもない。
  37. The world had a chance to avoid the pandemic—but blew it, finds report
    「パンデミックは回避できた」WHO独立委員会が報告書
    世界保健機関の委託を受けた13人の独立専門家による委員会が、新型コロナウイルス感染症パンデミックによる大惨事を抑えられなかった理由について検証した報告書を発表した。
  38. We reviewed three at-home covid tests. The results were mixed.
    自宅で結果がすぐ分かる「家庭用新型コロナ検査キット」を試した
    新型コロナウイルスに感染しているかどうかを家庭で判定できる市販の検査キットが米国で出回り始めた。使い勝手も精度もまちまちのこれらの検査キットには手軽にすばやく検査ができるメリットがあるが、思わぬ混乱を招く恐れもある。
  39. Why mixing vaccines could help boost immunity
    変わる常識、ワクチンの「ちゃんぽん」接種に新たな可能性
    現在、新型コロナワクチンの多くは、同じものを2回接種することが原則となっている。だが、1回目と2回目で異なる種類のワクチンを打っても、同様の効き目があるだけでなく、むしろ、免疫が高まる効果があるのではないかと指摘されている。
  40. Some vaccinated people are still getting covid. Here’s why you shouldn’t worry.
    「ブレークスルー感染」があってもワクチン接種を推進すべき理由
    ワクチンを接種したにもかかわらず、新型コロナウイルスに感染する症例が米国で報告されている。だが、こうした「ブレークスルー感染」はワクチンを大勢に接種した場合には十分予想されることであり、ほとんどの人々にとってワクチンの恩恵は依然として大きい。
  41. Could covid lead to a lifetime of autoimmune disease?
    新型コロナウイルス感染症の患者の一部は、回復後も「ロング・コビッド」と呼ばれる後遺症に悩まされている。当初は原因が分からなかったが、最近になって自己免疫疾患である可能性を示す研究結果が出てきた。答えはまだ出ていないが、分析が進むにつれて何が起きているのか、少しずつ分かりつつある。
  42. The J&J vaccine is back. Next comes trust.
    米国でJ&J製ワクチンの接種が再開 信頼を取り戻せるか?
    米国で接種が一時停止されていたジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンに対し、再開するとの勧告が米国の規制当局から出された。だが、信頼回復には時間がかかりそうだ。
  43. This spit test promises to tell couples their risk of passing on common diseases
    スタンフォード大学の科学者などの支援を受けているスタートアップ企業が、統合失調症や糖尿病、がんなどの一般的な病気が子どもに遺伝するリスクを計算する、カップル向け多遺伝子リスク・スコアの提供を開始した。こうした検査の提供が福音となる人々がいることは確かだが、科学的および倫理的な問題点も多く指摘されている。
  44. The world is waking up to India's plight—too late
    1日100万人超感染か インド、新型コロナ変異株で深刻な危機に
    新型コロナウイルスの変異株が、インドで猛威を振るっている。公式発表によると1日当たりの感染者数は35万人を超え、死者は3000人に達する勢いだ。しかし、研究者が計量モデルで分析した結果、1日当たりの感染者数の実数は100万人単位に達している可能性が高いという。世界各国、そしてWHOは支援を始めたが、どれほどの効果が見込めるだろうか。
  45. The CDC’s $1.75 billion sequencing boom may throw money at the wrong problem
    米、ゲノム解析に17億ドル
    変異株監視の巨額費用は
    将来の危機に役立つか?
    より感染力が強い変異株を監視するためとして、米政府は新型コロナウイルスの遺伝子配列解析に17億5000万ドルもの予算を計上した。だが、将来も通用するような基盤を整備するといったような国レベルの戦略も持たずに、やみくもに新型コロナウイルスの遺伝子配列を集めるだけでは資金が無駄になる可能性がある。
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