KADOKAWA Technology Review
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生命の再定義

遺伝子編集や遺伝子療法、新治療法や個別化医療、神経工学、合成生命について。

  1. Electric nanoparticles can target and kill cancer cells by zapping them
    イタリアの研究チームが、ナノ粒子を体内に送り込み、超音波を当てて発生する圧電効果によってがん細胞を直接殺す治療法を発案し、試験管内の実験で効果を確認した。がん再発の主な原因となる顕微鏡的残存腫瘍を標的とした治療に特に有効となる可能性がある。
  2. 人間の知性を形成する役割を担っている可能性のある遺伝子を加えた「遺伝子組み換えサル」を中国の研究チームが作り出した。霊長類から枝分かれして急速に発達した人間の脳の進化の謎を解くためとしているが、倫理上の問題を指摘する声もある。
  3. 米国の遺伝子検査企業23アンドミー(23andMe)が、2型糖尿病リスクを判定する新たな遺伝子検査を開始した。専門家からは検査の正確性に疑問が投げかけられ、「体重計のほうが3倍は正確」との声も上がっている。
  4. 「一塩基編集」で1万超の遺伝子を改変、ハーバード大が新記録
    ジョージ・チャーチ教授率いるハーバード大学の研究チームは、これまでで最多となる1万3200もの遺伝子編集を1つの細胞に対して実施した。最終的には、あらゆるウイルスに対して免疫を持つ人間移植用の臓器や組織の作製を目指すという。
  5. 女性の健康改善を目的としたテクノロジーを開発する「フェムテック」企業が増えている。しかし、フェムテック分野で市場拡大が見込めるとして投資家が注目するのは生殖問題を扱う企業に限定されている。そうした現状や女性に対する偏見を打破して、イノベーションを起こすべく奮闘しているスタートアップ企業がある。

生命の再定義の最新ニュース

  1. We should gene-sequence cave paintings to find out more about who made them
    先史時代の洞窟壁画は多くの謎に包まれている。スペインのバレンシア大学の研究チームは、塩基配列解析の手法を用いることで、壁画がいかに描かれ、保たれてきたのかについて解明する手がかりを得ることができた。
  2. CRISPR experts are calling for a global moratorium on heritable gene editing
    「ヒト生殖細胞の編集は停止を」CRISPR専門家らが呼びかけ
    遺伝子編集技術の第一人者たちが、ヒト生殖細胞に対する遺伝的な改変を目的とした遺伝子編集を、世界規模でいったん停止することを求める公開書簡を発表した。ゲノム改変は将来の世代に予期せぬ結果をもたらす可能性もあり、現在の知識に基づいて生物の種を作り変えようとするのは思い上がりだという。
  3. There’s probably another planet in our solar system
    太陽系に未だに知られていない惑星が存在する可能性は、天文学者たちを魅了し続けている。カリフォルニア工科大学の研究者たちは新たな研究に基づいて、過去20年の間に得られた「第9惑星」の証拠を提示し、もし本当に存在するならば、今後10年以内に見つかるだろうと予測している。
  4. More than 26 million people have taken an at-home ancestry test
    MITテクノロジーレビューの推定によると、消費者直販型の遺伝子検査を受けた人の数が2600万人を突破した。だが、大手2社による寡占をはじめ、検査結果に科学的根拠が乏しいこと、犯罪捜査に使われることによるプライバシー侵害といった課題を抱えている。
  5. A cell-killing strategy to slow aging passed its first test this year
    体内から老化した有毒な細胞を除去する効果があるとされるセノリティクス薬を人間に投与する初の試験が、14人の肺疾患患者を対象に実施された。試験では重大な副作用は確認されておらず、今後、より大規模な治験へと移行するための足掛かりが得られたとしている。
  6. The secret to a new drug could be hiding in your genes
    遺伝子的には重篤な病気が発症しているはずなのに、実際にはそうでない人たちがいる。そうした人たちは、疾患を引き起こすのとは別の遺伝子変異が、病気の発症を抑えていることが多い。遺伝子データベースからこうした人たちのDNAデータを掘り起こすことが、新薬開発の最新トレンドとなっている。
  7. Doctors plan to test a gene therapy that could prevent Alzheimer’s disease
    アルツハイマー病は人々に特に恐れられている病気の1つだ。根本原因は分かっておらず、確実な治療法も存在しない。ニューヨークの医師チームは、新たなアプローチによる遺伝子療法の治験をこの5月に開始することを発表した。
  8. China’s CRISPR twins: A time line of news
    世界を震撼させた「遺伝子編集ベビー」誕生、おもな動きのまとめ
    MITテクノロジーレビューが、クリスパーによる遺伝子編集を受けた双子の女児が誕生したと報じてから3カ月。この間、米国の大物科学者の関与の疑いや遺伝子編集による知能向上の指摘などさまざまな動きがあり、騒動は思わぬ展開を見せている。
  9. Life probably can’t exist on quite as many planets as we once thought
    恒星系におけるハビタブルゾーン(生命居住可能領域)はこれまで、惑星表面に液体の水が存在することと定義されてきた。しかし、複雑な生命体が存在するには、液体の水の存在だけではなく、大気中の二酸化炭素や一酸化炭素の割合も重要となる。NASAの研究者らがこうした考えに基づいて、ハビタブルゾーンを再計算した。
  10. The CRISPR twins had their brains altered
    中国で昨年生まれた遺伝子編集ベビーは、HIVへの耐性を持たせるのが目的だったとされているが、知能を向上させる狙いがあったのではないかと著名科学者らが指摘している。
  11. In China, some parents seek an edge with genetic testing for tots
    経済成長が著しい中国の深セン市では、教育熱心な親たちの間で、DNAに基づく「才能検査」が売上を伸ばしている。中国では最近、遺伝子関連産業が急成長しているが、科学的な根拠に乏しいこうした検査が評判を傷つけるのではないかと危惧する声もある。
  12. Stanford will investigate its role in the Chinese CRISPR baby debacle
    遺伝子編集ベビーを誕生させたとして社会を震撼させた中国の賀建奎(フー・ジェンクイ)元准教授の研究に、米国の著名科学者らの関与が疑われている。スタンフォード大学などが独自の調査に乗り出した。
  13. We won’t use CRISPR to make super-smart babies—but only because we can’t
    CRISPRで「超天才ベビー」は作れるか?大物科学者たちの見解
    中国で遺伝子編集した双子が誕生したことで、思い通りの子どもを作れる「デザイナーベビー」への懸念が高まっている。CRISPRを使えば知能を高めた子どもも作れるのか? 遺伝子編集に関する世界的な権威である3人の科学者が、有名な学術雑誌に見解を発表した。
  14. Years before CRISPR babies, this man was the first to edit human embryos
    2018年11月、中国の科学者がCRISPRで遺伝子編集した双子の赤ちゃんを誕生させたことをMITテクノロジーレビューのスクープが報じると、世界中から非難の声が沸き起こった。だが、遡ることその数年前、初めてCRISPRでヒト胚の遺伝子を編集した中国人科学者がいる。
  15. Gene engineers make super-sized plants that are 40% larger
    遺伝子工学で作った「光合成強化タバコ」、1.4倍に成長
    イリノイ大学と米国農務省(USDA)との研究チームは、遺伝子工学の手法を使うことで、通常より40%大きくなるタバコの木を作り出した。同様の手法を芋類や豆類にも適用できれば、世界の食物供給量を増大させることが可能になる。
  16. All the reasons 2018 was a breakout year for DNA data
    「遺伝子占い」から犯罪捜査まで、18年に登場した驚きのDNA活用法
    数百万人分の遺伝子情報を格納したDNAデータベースが、病気の予測、犯罪者の逮捕、新薬の発見に革命をもたらし、良きにつけ悪しきにつけ、遺伝子情報の匿名性はほぼ事実上崩壊した。2018年のMITテクノロジーレビューの記事から、遺伝子情報の活用について知っておくべきトレンドを紹介する。
  17. Sociogenomics is opening a new door to eugenics
    優生学への新たな扉を開く「社会ゲノミクス」が果たすべき責任
    遺伝子データを利用して社会や経済の問題を解明しようとする研究分野である「社会ゲノミクス」が、急成長している。だが、かつて遺伝学に基づいた悪意のある優生学が犯した過ちを繰り返さないためにも、科学者は研究が社会にどんな影響を与えるかを推し量り、道義的な責任を果たす必要がある。
  18. Does dark matter really cause skin cancer? Have a guess.
    私たちの宇宙を満たしていると考えられている「ダークマター」が皮膚がんに関係しているとする学説が、今年の初めに学術誌に掲載された。この異端の学説に対して科学的な態度で検証し、つじつまが合わないことを示した新たな研究からは、科学のあるべき姿が見えてくる。
  19. Two sick children and a $1.5 million bill: One family’s race for a gene therapy cure
    遺伝子療法の進歩により、遺伝性のあらゆる希少疾患を治療できる可能性が出てきた。だが、治療には莫大な費用がかかり、お金のある人や著名人だけが治療を受けられるという深刻な倫理的ジレンマを生む可能性がある。
  20. Despite CRISPR baby controversy, Harvard University will begin gene-editing sperm
    中国の科学者が遺伝子編集した赤ちゃんを誕生させたことへの猛烈な批判が巻き起こる中、ハーバード大学の研究者は今後数週間以内に、精子の遺伝子編集の実験を始める予定だという。将来の疾患に対する防御技術であり、ひいては種としての人類を守る技術だというのがその主張だ。
  21. Rogue Chinese CRISPR scientist cited US report as his green light
    遺伝子編集ベビー:中国人研究者が申請書に書いた実験の「根拠」
    世界初の遺伝子編集ベビーを誕生させたと主張している中国の研究者が実験の正当性を示す根拠としたのは、全米アカデミーズの専門家たちが出したある報告書だった。
  22. The Chinese scientist who claims he made CRISPR babies has been suspended without pay
    遺伝子編集ベビーの衝撃:
    大バッシングにも負けない
    中国人研究者の言い分
    HIVに耐性を持つように遺伝子編集した双子の女児を誕生させたと発表した中国の研究者に対して、著しく倫理に反した行為であると国内外から非難の声がわき上がっている。大学が無給停職の処分を科し、CRISPRの開発者がこうした実験の世界的な停止を呼びかける一方で、当の本人は自身を高尚な目的のための殉教者になぞらえている。
  23. CRISPR inventor Feng Zhang calls for moratorium on gene-edited babies
    遺伝子編集ベビー誕生:「即時停止を」CRISPR共同開発者が声明
    遺伝子編集技術、クリスパー(CRISPR)の共同開発者の一人であるフェン・チャン教授は、中国の研究者が遺伝子を組み換えた女の子を誕生させたとの発表を受けて、CRISPRで遺伝子編集した赤ちゃんを誕生させることを当分の間は全世界で停止すべきだと声明を出した。同教授は、実験の危険性に加えて、実験が秘密裏になされたことを深く憂慮していると述べている。
  24. EXCLUSIVE: Chinese scientists are creating CRISPR babies
    特報:世界初「遺伝子編集ベビー」が中国で誕生、その舞台裏
    現在、遺伝子工学で編集した胚の妊娠は、ヨーロッパのほとんどで非合法とされ、米国や中国でも禁止されている。しかし、中国の南方科技大学の研究チームは、HIVに対する耐性を持たせるためと称して、遺伝子編集を施した赤ちゃんを誕生させたことを発表した。
  25. The skeptic: What precision medicine revolution?
    遺伝子情報に基づく適確医療に対する世間の注目が集まっているが、当初に期待したほどの成果をまだ挙げられていないことも確かだ。舌鋒鋭い批判で知られる腫瘍専門医のビナイ・プラサド准教授によれば、個別の遺伝子治療の利点が誇張されることで、公衆の誤解を招き、ひいては患者の不利益になっているという。
  26. United Nations considers a test ban on evolution-warping gene drives
    生物のDNAを組み替えて、繁殖時に特定の遺伝子を拡散させる「遺伝子ドライブ」を巡って、マラリア蚊撲滅を目指すビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団などから資金提供を受けている研究者たちと、環境保護団体との間で対立が高まっている。環境保護団体は国連の場でフィールドテストを世界的に禁止するように求めていく考えだ。
  27. Editor’s letter: The precision medicine issue
    医療とテクノロジーの未来:「生命の不平等」とも向き合う覚悟を
    ヒトゲノムの解読に初めて成功してから20年が過ぎ、膨大な量の医療データが利用可能になり、分析ツールが揃ってきたことで、個人ごとにカスタマイズした「適確医療」が現実となる日が近づきつつある。MITテクノロジーレビューの適確医療特集に寄せる、米国版編集長からのエディターズ・レター。
  28. Look how far precision medicine has come
    30億ドルを投じて人間の遺伝子を解読する「ヒトゲノム計画」でゲノムの設計図が発表されたとき、遺伝子情報に基づく「適確医療」が病気の診断・予防・治療に革命を起こすと大きな期待が寄せられた。それからほぼ20年が過ぎた現在、適確医療は一見するとさほど普及しておらず、期待外れとの声も一部で聞かれる。
  29. Your next doctor’s appointment might be with an AI
    日本と同様に高齢化が進む英国では、医療費の抑制が課題だ。そこで現在、ロンドンでは約4万人が、医師に代わって患者を診断する人工知能(AI)チャットボットのアプリを利用している。AIが診断することで、自己治療で済む人々が病院に行かなくなり、医師の過重労働を軽減し、医療コストを削減できるという。
  30. We can now customize cancer treatments, tumor by tumor
    サンフランシスコに本社を置くバイオテク企業のジェネンテックは、各個人のがんに対して最も効き目があるように個別に調整した「ワクチン」を用いる、最新の免疫療法の研究を進めている。だが、商品として市場に投入するには、いかにして大量のワクチンを迅速に生産して患者の元に届けるのか、というビジネスモデルの根幹に関わる難問を解決する必要がある。
  31. Six things to do with your data before you die
    あなたが「死」に備えて取るべき6つの行動
    自分の死後、遺族が自分のコンピュータや銀行口座、SNSへアクセスできる方法を確保しているだろうか。大切な人があなたの死後、あなたのすべてのアカウントにアクセスできるようにする、あるいは痕跡を隠すための6つ方法を紹介しよう。
  32. The smartphone app that can tell you’re depressed before you know it yourself
    スマホ操作でメンタル診断
    うつ病の「謎」に迫る
    米スタートアップ企業
    米国国立精神衛生研究所(NIMH)の元所長を含む3人の医師が設立したスタートアップが、文字入力やスワイプ、タップと言ったスマホの日常的な操作からユーザーのメンタル・ヘルスに関する情報を得るためのスマホアプリを開発した。ユーザーの日常生活に支障をきたすことなく、長期間にわたる観察が可能になることで、うつ病の早期発見などに効果を発揮する可能性がある。
  33. Are we designing inequality into our genes?
    着床前診断は社会に新たな「格差」を生むのか?
    米国において、不妊治療の着床前診断で遺伝子検査を受けるカップルの数が増えている。米国人は一般的に、特定の遺伝的形質を受け継がせるためではなく、生まれて来る子どもの疾患を防ぐために実施する遺伝子検査を認めている。しかし、経済的事情をはじめとする様々な障壁により、着床前診断の遺伝子検査を受けられない人々がいるという事実に目を向ける必要がある。
  34. AI can’t replace doctors. But it can make them better.
    「AIは医師を置き換えない」 ある医療現場からの報告
    人工知能(AI)の進歩により、医者は不要になるだろうと主張する人々がいる。しかし、サンフランシスコの小児科医である筆者は、そうした主張を否定すると同時に、あふれるデータへの対応でオーバーワーク気味の医者をAIが解放することで、患者に向き合う時間を増やせるだろうと述べている。
  35. Researchers find a way to mimic clinical trials using genetics
    慢性疾患の真の原因を特定することは困難だ。ある慢性疾患に効く新薬を開発する際には一般に、ランダム化比較対照試験と呼ばれる、膨大な費用と労力がかかる大規模な治験を実施する必要がある。しかし、最近になり、遺伝子研究の成果に基づく「メンデルランダム化」と呼ばれる手法を使うことで、大規模な治験を実施する前に新薬が効果を発揮するかどうかを予測することが可能になってきた。
  36. Need medical help? Sorry, not until you sign away your privacy
    置き去りにされるプライバシー、データ主導型医療の危うさ
    最近、診療所や病院に行くと、診察の前に、健康状態や病歴に関する情報をタブレット端末などに入力するよう求められることがしばしばある。ほとんどの患者は、必要な治療が受けられなくなることを懸念して、そうした情報がどのように使われ、保護されるかを完全には理解しないまま、データを入力している。
  37. Genes linked to being gay may help straight people get more sex
    ゲイの遺伝子はなぜ引き継がれるのか?大規模調査が導く1つの仮説
    同性愛者であることに遺伝子が関連しているのなら、なぜこれらの遺伝子は存在し続けられるのだろうか。大規模なDNAデータベースを用いてこのパラドックスの説明を試みる、史上最大規模の遺伝子と性的指向の調査が実施された。
  38. Your genome, on demand
    これまでの遺伝子検査では単一遺伝子変異に伴う希少疾患の検知しかできなかったが、最近になり、多数の遺伝子変異の組み合わせを調べてより一般的な疾患のリスクを評価する検査が可能になってきた。「多遺伝子リスクスコア」は、病気にかかるリスクを予測し、健康の改善に役立つ可能性がある。
  39. Finally, the drug that keeps you young
    加齢に伴う老化を阻止することは、多くの人々の願いだ。老化に関する研究の第一人者であり、最近、老化予防の新薬を開発した企業の創業者の一人であるジュディス・キャンピシ教授に、新薬により老化をどのように防げるのか、人間の寿命は今後のどこまで延びるのか、最新の見解を聞いた。
  40. Want to know when you’re going to die?
    自分がいつ死ぬのか?という、究極の問いに対する答えを得るための研究が進んでいる。カリフォルニア大学のホバース教授は、個人のエピジェネティックスの変化を調べることで、老化の進む速度が標準よりも速いか遅いかが分かり、寿命を予測できることを明らかにした。すでに一部の保険会社はリスクアセスメントへの活用を検討し始めており、「死の予測」は現実になりつつある。
  41. DNA-based molecular computing will pave the way for programmable pills
    シカゴ大学の研究者が、生体細胞が環境を感知したり、感知した情報を伝達したりする際に使用する分子信号の変化を測定する方法を開発し、分子回路の挙動をシミュレーションで実証した。将来的には、細胞から特定パターンの信号を受け取ったときにだけ薬剤を送達するDNA折り紙の錠剤などへの応用が考えられる。
  42. Digital immortality: How your life’s data means a version of you could live forever
    自らの死後もデジタル化された「自分」が家族や友人と交流し、助言を与えられる——。そんな「デジタル来世」産業がいま、静かに立ち上がろうとしている。
  43. White-people-only DNA tests show how unequal science has become
    遺伝子検査の新しい手法である「多遺伝子リスクスコア」は、従来より高い精度で疾患のリスクを予測できるとして注目されている。だが、リスクスコアを算出するアルゴリズムの作成に用いたDNAデータベースに偏りがあるため、白人以外には高精度の判定が期待できない。
  44. DNA databases are too white. This man aims to fix that.
    遺伝子データべースに格納されたゲノムデータが急増する一方で、格納されたデータの多くがヨーロッパ系の人々のものに偏っているという指摘がある。集団遺伝学の第一人者であるスタンフォード大学のカルロス・D・ブスタマンテ教授に、より多くの人を遺伝学研究の対象に加えることと、異なる集団の遺伝的特徴を理解することがなぜ非常に重要であるのかについて聞いた。
  45. The first “social network” of brains lets three people transmit thoughts to each other’s heads
    脳同士で直接コミュニケーションをするのは、SFの世界の話だと思われている。しかし、ワシントン大学の研究者らは、脳の電気活動の記録である脳波(EEG)計と、脳に情報を送ることのできる経頭蓋磁気刺激(TMS)装置を使うことで、3人の被験者が「脳同士のネットワーク」経由で、協力してテトリス風のゲームをプレイできることを実証した。
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