KADOKAWA Technology Review
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生命の再定義

遺伝子編集や遺伝子療法、新治療法や個別化医療、神経工学、合成生命について。

  1. These Are Not Your Father’s GMOs
    従来の遺伝子組み換えではなく、TALENやCRISPRといった遺伝子編集テクノロジーを利用した新しい作物が生まれ、まもなく販売されようとしている。「加速化された品種改良技術」だと主張する研究者や企業に対して、従来の遺伝子組み換え作物(GMO)のように規制すべきだとの声も上がっている。
  2. ブロックチェーンで遺伝子データを売買、ハーバード大教授の狙い
    ハーバード大学の著名な遺伝学者が遺伝子解析企業を創業した。遺伝子データをブロックチェーンを通じて製薬会社や研究機関に共有し、データ所有者が暗号通貨を得られるサービスを提供するという。
  3. 唾液から193の遺伝性疾患がわかる、新生児向けDNA検査
    貧血、てんかん、代謝性疾患などの193の遺伝性疾患の有無を、綿棒で採取した唾液から調べられる新生児向けDNA検査が登場した。検査でわかる症状はすべて治療法が存在するものだが、検査結果によっては親が難しい立場に立たされる可能性もある。
  4. 将来、人間が脳内にチップを埋め込み、コンピューターとシームレスにやり取りできるようになると真剣に考えている脳神経外科医がいる。すでに、思考するだけで「スペースインベーダー」ゲームをしたり、脳に埋め込んだ電極の信号で人間の意思を解読できるという初期証拠を得たりするなどの研究成果をあげている。
  5. ステージ上でいきなり注射、過激派DIYバイオハッカーの言い分
    バイオテック企業アセンダンス・バイオメディカルのCEO(最高経営責任者)が、バイオハック会議の壇上で遺伝子治療薬と称するDIY治療薬を注射し、その様子をネット中継した。「遺伝子療法を民主化するため」としているが、専門家は危険な行為だと批判している。

生命の再定義の最新ニュース

  1. A search for insomnia genes involving 1.3 million people is the largest genetic study ever
    130万人を超える人々のDNAを分析して不眠症の原因となる遺伝子を探す研究が実施された。分析にはUKバイオバンクと消費者向けDNA検査会社のデータを用いており、課題は残るものの今後、こうした大規模な遺伝子研究が増加しそうだ。
  2. Drug Companies Bet on UK Gene Database
    リジェネロンをはじめとする製薬会社6社が、2020年までにUKバイオバンクが収集した50万人分の遺伝子情報を解読し、結果のデータをすべて公開すると発表した。医薬品メーカーなどが健康問題の原因となる遺伝子配列を見い出すことが飛躍的に容易になると期待される。
  3. Faced with failing antibiotics, scientists are using killer viruses to fight superbugs
    抗生物質が効かない耐性菌の感染症に対して、その耐性菌に合ったファージを注射することで治療する手法が現実味を増している。DNAシーケンシングとAIによって適切なファージの選択がはるかに容易になったことから、実用化へ向けてスタートアップ企業が研究を進めている。
  4. Storing data in DNA is a lot easier than getting it back out
    今後も増え続けるデータを保存するには、従来のメモリよりもはるかに密度の高いメモリが必要になる。イタリアのパドヴァ大学の研究者たちは、バクテリアのDNAにデータを保存し、保存したデータを読み取る実証実験に成功した。
  5. A Cheap and Easy Blood Test Could Catch Cancer Early
    血液検査で8種類のがんを発見、米ジョンズ・ホプキンス大
    ジョンズ・ホプキンズ大学が血液サンプルから8種類のがんの兆候を見つけられる検査を開発した。がんと診断された1005人から採取した血液で試したところ、検査の確度が最も高かった卵巣がんでは、98%の確率で検知できた。
  6. Gene Therapy Could Make Cancer Care More Unequal, and This Map Shows Why
    遺伝子療法のキムリアとイエスカルタが米国で昨年承認され、奇跡的な効果が報告されている。しかし、これらの療法による治療を提供しているのはまだ一部の都市に限られており、治療を受けられるかどうか患者がどこに住んでいるかに左右されるのが現状だ。
  7. Your Tweets Could Show If You Need Help for Bipolar Disorder
    台湾の国立精華大学の研究チームが、ツイッターの一連の投稿を分析することで双極性障害(躁うつ病)の兆候を発見できるとする研究結果を発表した。単語が発話されたときの破裂音のエネルギーを基に新しい音韻測定基準を開発した点がユニークで、機械学習アルゴリズムによる識別の正確度は90%を超えたという。
  8. U.S. Doctors Plan to Treat Cancer Patients Using CRISPR
    CRISPRによるがん治療、米国初の臨床試験実施へ
    ペンシルベニア大学で、米国初のクリスパー(CRISPR)によるがん治験の準備が整ったことが明らかになった。臨床試験では、がんを検出して攻撃するように遺伝子編集した免疫細胞を人体に注入する。米国立衛生研究所の諮問グループは2016年6月に、同大学の研究者に対して臨床試験の許可を出していた。
  9. An $850,000 Price Tag on Gene Therapy Shouldn’t Freak You Out—Yet
    高すぎる遺伝子療法の費用は誰が払えるのか?
    遺伝子療法に対して付けられた価格は、一般人には到底支払えなさそうな唖然とする金額だ。しかし専門家たちは、こうした価格を、少なくとも今のところは、さほど恐れる必要はないとしている。
  10. 2017 Was the Year of Gene-Therapy Breakthroughs
    遺伝子療法はどこまで進んだか? 2017年の5大ブレークスルー
    遺伝子療法にとって2017年は、2016年にも勝るブレークスルーの年となった。いくつかの遺伝子療法に対して初めて米国食品医薬品局の認可が下りたことに加えて、稀ながんやいくつかの遺伝性疾患において治癒や寛解の症例が報告された。
  11. Four Amazing Things Gene Editing Did in 2017
    実用化が近づく遺伝子編集治療、2017年の4大トピックス
    遺伝子編集技術「CRISPR(クリスパー)」の登場により、かつては治療のすべがなかった難病やがんに対して遺伝子療法を適用できる可能性が高まっている。疾病治療や臓器移植などで実用化が近づきつつある遺伝子編集技術に関する2017年4大トピックスを紹介する。
  12. The Biggest Technology Failures of 2017
    MITTRが選ぶ、
    2017年に世間を騒がせた
    最低なテクノロジー7選
    2017年も多くのテクノロジーが世間を賑わせた。中には目を見張るほど素晴らしいものもあれば、目を覆いたくなるほどひどいものもあった。DIY遺伝子治療薬の自己投与や何一つ目的を持たない仮想通貨のICO(新規仮想通貨公開)など、MITテクノロジーレビューが選んだ最低のテクノロジーを7つ紹介する。
  13. Digital Pills Track How Patients Use Opioids
    米国で蔓延するオピオイド中毒、「飲むセンサー」で服薬を追跡
    薬と一緒に飲み込む経口摂取型のワイヤレスセンサーと、センサーの電波を受信するウェアラブル型受信器の試験が、米国の病院で実施されている。医師から出された薬を患者が正しく服用しているか追跡調査するためのもので、オピオイドなどの依存性の高い薬の過剰摂取を防ぐのにも役立つとされている。
  14. A Contraceptive Gel for Men Is About to Go on Trial
    男性の避妊法に新たな選択肢
    「精子を減らすジェル」は
    コンドームに代わるか?
    男性が上腕と肩に毎日塗るだけで避妊が可能になるジェルの臨床試験が、4月から実施される。これまで製薬会社は男性用避妊薬に対してあまり関心を示してこなかったが、研究者たちは今後、男性、特に若い男性が抵抗感なく避妊薬を使うようになるだろうと考えている。
  15. New Genome Scores Predict Breast Cancer Odds for Any Woman
    多遺伝子リスクスコアで
    乳がんを予測、
    アンジェリーナ効果再来か
    女優のアンジェリーナ・ジョリーが乳がんに関する遺伝子検査の結果から、予防的乳房切除術を受けると公表したのは2013年のことだ。ジョリーの検査を担当した企業が今度は、あらゆる女性に対して乳がんのリスクを予測できる可能性がある新たなタイプの遺伝子検査サービスを開始した。
  16. CRISPR in 2018: Coming to a Human Near You
    質の悪い遺伝性疾患やがんを、たった一回の注射や注入で治癒できる可能性のある「クリスパー(CRISPR)」を使った遺伝子療法は、患者や医療関係者にとってまさに夢の実現だった。しかし、臨床試験に関して言えば、適用疾患は限られ、いったん発表した計画が延期される事例が相次いでいる。
  17. To Eliminate Fruit Flies, California Farmers Eye Controversial Genetic Tool
    カリフォルニアのサクランボに被害を与える外来種のミバエを、遺伝子ドライブで駆除しようとする計画が持ち上がっている。遺伝子ドライブはいったん野に放たれたら止められなくなる恐れがあり、市民団体からの抗議も考えられるため、関係者たちは慎重に事を進めている。
  18. Genetic Programmers Are the Next Startup Millionaires
    世界を次に変えるスタートアップ起業家は遺伝子プログラマーだ
    ヒトの免疫系のキラー細胞の内部に埋め込む「プログラム」の作成を手がける創業2年の新興企業が、大手製薬会社ギリアド・サイエンシズに1億7500万ドルで買収された。がん治療のさらなる高度化のために、遺伝子プログラミングの重要性が高まっていることの現れと見なせる。
  19. Biohackers Disregard FDA Warning on DIY Gene Therapy
    DIY遺伝子療法キットは「違法」、 FDAとバイオハッカーが対立
    遺伝子編集のための強力な手法であるCRISPR(クリスパー)が広まるにつれて、スタートアップ企業などによる手作り(DIY)遺伝子治療薬を自己投与する事例が相次いでいる。米国食品医薬品局は安全性リスクなどを懸念して警告を出しているが、事実上、無視されている。
  20. Semi-Synthetic Life Form Now Fully Armed and Operational
    自然界のすべての生物の遺伝子情報は、A、G、C、Tの4種類の文字で表わされる。サンディエゴにあるスクリプス研究所の研究チームが、自然界には無い2種類の遺伝子文字を追加した細菌を作成し、異質なたんぱく質を作り出すことに成功した。
  21. Eugenics 2.0: We’re at the Dawn of Choosing Embryos by Health, Height, and More
    遺伝子が人間の形質に与える影響が判明するにつれて、体外受精卵の着床前診断にDNA検査を適用する機運が高まっている。米国のスタートアップ企業が、生まれてくる子供が希少疾患にかかるリスクをDNA検査から予測する研究を進めているが、同じ手法が外見や知能の選別にも適用可能だとして論議を呼んでいる。
  22. Still No Science Advisor at the White House
    トップ不在、人員半減——停滞続くトランプ政権の科学技術行政
    トランプ大統領が科学顧問を指名しない期間は、歴代大統領の中で最長になった。これまで、ホワイトハウスの科学技術政策局は数多くの科学的な問題解決に関与してきた。科学顧問は経済顧問や安全保障担当と同じぐらい重要な役職だ。それにもかかわらず、トランプ政権にまだ指名の動きがないことに議員や科学者はいらだちを隠せない。
  23. How a Smart Watch Can Predict Your Happiness Levels
    「幸福度」をスマートウォッチで計測、MITの研究チーム
    幸福になることは多くの人にとって、人生最大の関心事の一つだ。しかし、幸福について研究しようとすると、いかにして幸福の度合いを測定するかということが問題になる。マサチューセッツ工科大学の研究チームは、スマートウォッチを使って幸福度を測定する方法を考え出した。
  24. Gene Therapy Could Help People Overcome Meth Addiction
    薬物依存症を遺伝子療法で克服する日はやってくるか
    遺伝性疾患やがんの治療法として発展してきた遺伝子療法を使って、薬物依存症を治療しようとしている研究者がいる。マウスによる実験では、メタンフェタミンの興奮作用の減少を確認したという。
  25. UK Biobank Supercharges Medicine with Gene Data on 500,000 Brits
    これまで人々の健康状態に結び付けられるような遺伝子情報を収集することは大変な作業だった。しかし、この7月に英国の公的コンソーシアムが50万人分の遺伝子情報を公開したことで、医療・医薬品業界における遺伝子情報の活用が、一気に加速する様相を見せている。
  26. A New Gene-Editing Therapy Would Benefit Kids Most—Here’s Why They Won’t Get It Yet
    体内での遺伝子編集が初実施、本当に必要な子どもたちへ届くか
    遺伝性の希少疾患であるハンター症候群の患者の平均寿命は10~20歳だ。先に、ハンター症候群に遺伝子療法を適用する臨床試験の実施が発表されたが、米国食品医薬品局が子供への適用には制約があり、最も治療を必要とする子供の患者が試験に参加できずにいる。
  27. Gene-Therapy Grafts Have Repaired a Child’s Devastating Skin Disorder
    バタフライ・チルドレンに希望、遺伝子療法で皮膚の8割を再生
    皮膚の遺伝性疾患である「表皮水疱症」は凄まじい疼痛を伴い、死に至る難病だ。ドイツの病院が表皮水疱症の7歳の患者に対して、体外で遺伝子修正した皮膚を成長させ、患部に移植する遺伝子療法を実施した。
  28. Under Trump, Biologists Seek a Low Profile for Controversial Research
    「目をつけられたら終わり」
    アンチ科学政権下で萎縮する
    米国の生物学者たち
    遺伝子編集などの分野で、最近の生物学は目覚ましい進歩を遂げている。しかし、科学顧問の長期不在に象徴される「アンチ科学」のトランプ政権下で誤った関心を引くと、研究に制限をかけられかねないと研究者たちは恐れている。
  29. Brain-Controlled Typing May Be the Killer Advance That AR Needs
    VR/AR時代のインターフェイスは「脳波」が主役になる
    脳波で楽しめるゲームを公開しているスタートアップ企業「ニューラブル」が、脳波でタイピングできる技術を開発中だ。VRやARにはパソコンやスマホとは異なるインターフェイスが必要だという。
  30. Religious Festivals Linked to Major Flu Outbreaks
    いつインフルエンザに気をつけるべきか? 宗教祭との関連が判明
    インフルエンザが流行する季節になってきた。インフルエンザは人同士の接触で感染するので、大勢の人が集まると感染が拡大することは容易に推測できるが、宗教祭とインフルエンザ流行の関連を調べた研究はこれまでなかった。
  31. Doubling Down on Gene Therapy for Heart Failure
    失敗から再挑戦、
    心不全の遺伝子療法は
    ついに実現するか
    2015年の大規模な臨床試験で失敗して以来、心不全への遺伝子療法の適用は停滞していた。しかしここに来て、再挑戦の機運が高まっている。ニューヨークのマウントサイナイ医科大学のチームは豚での試験で良好な結果を出しており、来年の臨床試験に向けて患者の登録を開始する予定だとしている。
  32. This Doctor Diagnosed His Own Cancer with an iPhone Ultrasound
    iPhoneでがんを発見、新型エコーのブレークスルー
    ポケットに入る安価な超音波診断装置がまもなく登場する。iPhoneと接続して使う新たな医療機器の誕生は、単なるエコーの進化以上の価値をもたらす可能性がある。
  33. How to Spend $1,900 on Gene Tests Without Learning a Thing
    米国食品医薬品局による消費者への遺伝子情報の直接販売の規制緩和を受けて、DNA検査結果を分析するサービスが急増している。サービスには適切なものもあるが、科学的根拠がほとんど無いものも少なくないため、議論を巻き起こしている。
  34. CRISPR 2.0 Is Here, and It’s Way More Precise
    DNA構造を切断せずに修正、「CRISPR 2.0」が登場
    新たに開発されたゲノム編集技術である「一塩基編集」では、DNA構造を切断することなく塩基を1文字だけ修正することができる。
  35. Tracking the Cost of Gene Therapy
    遺伝子療法の価格はどこまで下げられるのか?
    遺伝子療法は難病を治療する革命的な方法だが、高額過ぎることがネックになって市場を得られずにいる。ただし、ターゲットとする患者数が増えると、価格が低下する傾向にあるため、今後、比較的低価格の遺伝子療法が登場するかもしれない。
  36. Inside the Moonshot Effort to Finally Figure Out the Brain
    現在のAIは確かに大きな成果を挙げているが、人間の知能とはまだ大きな隔たりがある。AIの限界を突破するために、脳内のニューロンや神経線維で起こっていることをマッピングする1億ドルの巨大プロジェクトが米国で進行している。
  37. FDA Vote Sets Stage for Gene Therapy’s Future
    遺伝性の網膜疾患を治療する遺伝子療法「ラクスターナ」が来年初頭にも米国で認可される可能性が高まっている。1990年代の研究開始以来、遺伝子療法「冬の時代」を経てようやく陽の目を見そうなこの療法の価格については両眼で100万ドルとの予測があるが、治療の効果がどのくらい持続するのかは未知数だ。
  38. Prospect of Synthetic Embryos Sparks New Bioethics Debate
    ミシガン大学のチームはユエ・シャオ博士らのチームは、幹細胞にはヒト胚に似た構造体に自然に変化する能力があることが発見した。だが研究者たちは、倫理的論争や政治的論争により研究が妨害されるのを恐れて、慎重な姿勢を崩そうとしない。
  39. Scientists Can Read a Bird’s Brain and Predict Its Next Song
    「心の声」を読み取る機械、
    まずは小鳥のさえずりで実現
    カリフォルニア大学の研究チームが、小鳥の脳の活動を解析してさえずりを予測するデバイスを開発した。シリコンバレーの起業家たちが掲げる、人間の脳を読み取って直接テキストを送信するという目標には遠いが、少し近づいたと言えそうだ。
  40. Arming Bodies with CRISPR to Fight Huntington’s Disease and ALS
    RNAを標的とするより安全なCRISPR療法で難病を治療へ
    CRISPRでRNAを編集してハンチントン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)を治療しようとする研究が始まっている。この治療は、効果が恒久的に持続しないという欠点があるが、通常知られているDNAを標的にするCRISPR療法より安全性が高くなっている。
  41. GM Apples That Don’t Brown to Reach U.S. Shelves This Fall
    茶色くならない
    遺伝子組み換えリンゴは
    消費者にウケるか?
    米国企業が、遺伝子操作で茶色く変色しないようにしたリンゴを今秋から店頭で販売する。商品パッケージに遺伝子組み換え食品の表示がないので消費者団体などの反発が予想されるが、開発者は変色しないリンゴはリンゴの売上を伸ばし廃棄を減らす可能性があるとしている。
  42. As Consumer DNA Testing Grows, Two States Resist
    カジュアル化する遺伝子検査
    どこまで規制されるべきか?
    日本でも広告をよく見かけるようになった直販型の遺伝子検査を巡って、米国で議論が起きている。9月にはフットボールの試合会場で無料のDNA鑑定をばら撒こうとした企業に、メリーランド州から待ったがかかった。規制当局の判断が揺れるなか、線引きが難しくなっている。
  43. DIY Biology Will Be a Key to The Food Problems
    新潮流「DIYバイオ」は食糧問題解決の切り札となるか
    企業や大学の閉ざされた研究室から飛び出した個人が、生物学をハックする「DIYバイオ」の動きがアメリカを中心に広がっている。日本でもさまざまなバックボーンを持つ有志が集まり、人工培養肉の開発を試みる団体が現れた。彼らが想像する「食糧」を取り巻く未来の社会とは。
  44. Gene-Edited Skin Could Be Its Own Blood-Sugar Sensor
    遺伝子編集で皮膚をセンサーに改造、採血不要の血糖値検査
    糖尿病患者向けに、血糖値センサーの役割を果たすように遺伝子操作した皮膚を移植する研究が進んでいる。遺伝子療法の用途が広がりそうだ。
  45. Five Ways to Get CRISPR into the Body
    ジェルや飲み薬も登場、CRISPRを体内に届ける5つの方法
    CRISPR遺伝子療法は今後、様々な病気の治療に適用される可能性がある。CRIPSRで改変したDNAを体内の適切な場所に送達させるために、科学者たちは子宮頚部に塗るジェルや錠剤など様々な方法を研究している。
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