KADOKAWA Technology Review
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生命の再定義

遺伝子編集や遺伝子療法、新治療法や個別化医療、神経工学、合成生命について。

  1. Why the US can’t go back to work by Easter
    新型コロナ対策、今こそ
    「血清学的調査」が必要だ
    検査を受けていない多くの人たちがすでに無症候性あるい軽度の新型コロナウイルス感染症にかかっているのではないかとする「パンデミック懐疑論者」が、少数ながら増えつつある。この説が正しければ、通常の社会生活を思ったよりも早く再開できることになるが、真偽を確かめるためには、より多くの人たちを検査する必要がある。
  2. ウイルス投与でワクチンの開発加速を、ハーバード大教授らが提案
    一般的なワクチン開発は最低でも18カ月はかかる。しかし、ワクチンを投与した人にウイルスを感染させる試験ができれば、ワクチンの効果をもっと早く検証できるかもしれない。
  3. 国別グラフで見る、新型コロナのパンデミックはどう拡大したのか?
    新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックの様子をアニメーション・チャートで見てみよう。中国の症例数が初期の数週間で何万人にも急増したにもかかわらず、他の国々で深刻なアウトブレイクが起こる前には収まっている。
  4. 専門家に聞く、あなたができる「社会距離」戦略の実践方法
    新型コロナウイルス感染症の急速な拡大を防ぐには社会距離戦略が有効だという。しかし、誰もが自宅で仕事をしたり、出張を取りやめたりできるわけではない。感染を防ぐためにできることを専門家に聞いた。
  5. 新型コロナウイルス、クルーズ船内で最長17日残存=CDC報告
    米国疾病予防管理センター(CDC)が新たに発表した研究によると、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で全乗客を下船させてから最長17日後まで、極めて微量の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が船内で検出された。これまで考えられていたよりもはるかに長い期間、物体表面上に残存する可能性がある。

生命の再定義の最新ニュース

  1. US coronavirus testing is slowly ramping up, but way too late
    新型コロナ検査で後れを取る米国、「民間」加速で挽回できるか?
    米国では公的機関が新型コロナウイルスの検査に苦戦する中、大学や民間の研究機関での検査開発が進んでいる。大幅な後れを取っている米国は、感染拡大を食い止められるか。
  2. The biggest questions our readers have about coronavirus
    Q&A:新型コロナウイルス感染症についていま知っておきたいこと
    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、分かっていないこともまだ多く、ウイルスとの闘いは長期戦になりそうだ。読者から寄せられた質問に答えよう。
  3. Warmer weather could slow the spread of the coronavirus
    新型コロナ、「暖かくなったら終息」は本当か?
    新型コロナウイルス感染者数のデータに対するいくつかの初期分析によると、患者の発生数には気温と湿度が関係しており、パンデミックが夏には抑制される可能性がある。しかし、人口密度や医療の質、政府の対応といった他の要素も感染状況に影響を与えており、その効果は気候よりも大きいかもしれない。
  4. This blood test can tell us how widespread coronavirus really is
    新型コロナ、抗体検査で正確な感染者数は明らかになるか?
    米マウントサイナイ医科大学の研究チームが、新型コロナウイルスに対する抗体の有無を調べることで、同ウイルスに感染経験が分かる血液検査を開発した。感染者の正確な数を把握し、政府などが適切な対策を決めるうえで役立ちそうだ。
  5. What is herd immunity and can it stop the coronavirus?
    新型コロナ対策で英政府が模索した「集団免疫」とは何か?
    英国のボリス・ジョンソン首相が打ち出した新型コロナウイルスに対する「集団免疫」戦略は科学界からの猛反発を受け、修正を余儀なくされた。集団免疫とは何か?
  6. Wuhan reported no new coronavirus cases today for the first time
    新型コロナ、武漢含む河北省で新たな感染者がゼロに
    中国国営メディアの発表によると、新型コロナウイルスの発生地である武漢市を含む湖北省全体で初めて、同ウイルスの新たな感染者が確認されなかったという。中国政府は市内を早期に封鎖して出入りを厳しく制限しており、この対策が功を奏した可能性がある。
  7. China’s BGI says it can sequence a genome for just $100
    ゲノム解析のコストダウンが鈍化する中、BGIグループが「世界最安」を謳うゲノム・シーケンシング・システムを発表した。がん検査や出生前診断への応用、数億人規模のゲノム解析の実現に向け、中国企業が一歩リードした形だ。
  8. How bad can coronavirus get in the US? We’re about to find out.
    新型コロナ対策、なぜ各国政府は自宅待機を呼びかけるのか?
    WHOがついに新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を宣言した。多くの感染者を出しているイタリアの事例から、感染拡大に不可欠な対策を理解する必要がある。
  9. Singapore is the model for how to handle the coronavirus
    徹底したシンガポールの新型コロナ対策はお手本となるか?
    新型コロナウイルスの感染において、シンガポールは中国の主要な貿易相手国の1つとして早くから打撃を受けた。しかし、国内で症例が発生した後のシンガポールの迅速かつ徹底した対応は、他の国々のお手本ともなるかもしれない。
  10. Worst-case coronavirus scenario: 214 million Americans infected, 1.7 million dead
    新型コロナ、「抑制なし」なら米国で最大170万人が死亡か
    米国疾病予防管理センター(CDC)は、人から人への感染を防ぐ対策を取らなかった場合、最終的には米国人口の65%ほどが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染すると予測している。米国の240万人から2100万人が入院し、20万人から170万人が死亡するとの予測もある。
  11. Here’s how long the coronavirus can live in the air and on packages
    新型コロナはダンボールに1日残存、吊革も感染ルートか
    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)はなぜこれほど感染していくのかが疑問になっている。米国立衛生研究所(NIH)の研究チームは、ダンボールや鉄、プラスチックなどさまざまな素材の上でウイルスがどのくらいの期間残存するのかを調べた。
  12. South Korea is watching quarantined citizens with a smartphone app
    韓国政府が新型コロナ感染者に専用アプリ、GPSで外出監視も
    韓国政府は、新型コロナウイルス感染のさらなる拡大を防ぐため、「自宅隔離」を命じられた市民を監視するためのスマホアプリを発表した。担当職員に連絡して健康状態を報告させるためのアプリだが、自宅待機中の市民の位置情報をGPSで追跡する。
  13. Why the CDC botched its coronavirus testing
    CDCのある米国が新型コロナ検査で失態を演じた理由
    米国疾病予防管理センター(CDC)が、新型コロナウイルス感染症の検査体制の整備で大きな遅れを取っている。感染症対策で「お手本」とされることが多い世界的な保険機関は、なぜ初期対応を誤ったのか。
  14. Gene sleuths are tracking the coronavirus outbreak as it happens
    新型コロナは世界にどう広がったのか? 遺伝子解析で追跡
    科学者たちは、新型コロナウイルスの遺伝子変異をリアルタイムで追跡している。遺伝情報から、ウイルスの進化の様子や、各国に複数の経路で侵入している事実が明らかになってきた。
  15. What are the best coronavirus treatments?
    新型コロナウイルス感染症、治療薬開発はどこまで進んでいるか?
    中国の武漢で発生した新型コロナウイルスの感染は広がり続けており、パンデミック(世界的流行)になる可能性が出てきた。確実に効果が確認された治療法はまだ存在しないが、新型コロナウイルス感染症の患者に試されている有望な薬をいくつか紹介しよう。
  16. Biologists rush to re-create the China coronavirus from its DNA code
    遺伝情報のみから新型コロナウイルスを研究室で人工合成する計画が米国で進んでいる。治療法の開発に役立つ可能性がある一方で、技術が悪用されるリスクはないか。
  17. This is what happens when you get the coronavirus
    新型コロナ、院内感染が深刻
    武漢の医師グループが報告
    武漢大学中南医院の救急部門の医師らが、新型コロナウイルスに感染した場合の症状や致死率についての報告書を発表した。新型コロナウイルスの最も一般的な症状は発熱で、患者の4分の1が、主に急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の発症により、最終的に集中治療室(ICU)に入ったという。
  18. An algorithm that can spot cause and effect could supercharge medical AI
    複数のデータセットにまたがる事象の因果関係を見抜くことができる手法を英国の研究チームが開発した。量子暗号にヒントを得たもので、大規模な医療データベースに適用することで、医療診断AIの精度を高めるのに役立ちそうだ。
  19. Meet the pigs that could solve the human organ transplant crises
    心臓や肝臓などの生死に関わる臓器の移植では、依然として人体に頼らなければならない。臓器不足の解消へ向け、遺伝子編集ブタを使った異種移植の実現という夢を追う、ドイツの研究者を訪ねた。
  20. What if aging weren’t inevitable, but a curable disease?
    抗うことのできない「自然現象」から、治療可能な「病気」へ。老化に対する見方が刷新され、病気として治療可能になれば、社会や人々の生活を根本的に変える可能性がある。
  21. I tried Prolon’s starvation diet so you wouldn’t have to
    食事を摂りながら体を断食状態にできる「プロロン」。アンチエイジング研究者が苦境の中で開発した、若返りダイエット法を試してみた。
  22. The transhumanists who want to live forever
    科学の進歩は、老化の研究にも大きな影響を与えている。そして、若返り、超長寿を望む人が増えている。自らの身体を使って実験をする民間の研究者や、研究に資金を提供し宗教化している高齢の富豪もいる。こうしたトランスヒューマニストたちは何を考え、何を目指しているのか。
  23. He Jiankui sentenced to three years in prison for CRISPR babies
    「遺伝子編集ベビー」問題、中国人科学者に懲役3年の実刑判決
    世界初の遺伝子編集ベビーを誕生させたと発表して物議を醸した中国人科学者に対して実刑判決が下された。
  24. Here are some actual facts about George Church’s DNA dating company
    ハーバード大学の著名遺伝学者が創業メンバーに名を連ねる米国のスタートアップ企業が、遺伝子検査結果に基づいてパートナー探しを支援するサービスを開発。優生学的だとの批判が殺到する一方、研究者は社会的意義を強調している。
  25. Opinion: We need to know what happened to CRISPR twins Lulu and Nana
    昨年11月、世界で初めて遺伝子編集ベビーを誕生させたと発表した中国人科学者は、中国当局によって自宅軟禁され、正確な情報を得ることは困難となっている。未公表の研究論文を読んだペンシルベニア大学医学大学院の准教授は、公表の必要性を訴える。
  26. China’s CRISPR babies: Read exclusive excerpts from the unseen original research
    未公表論文を独占入手
    中国・遺伝子編集ベビー問題
    専門家が語る13の疑問
    およそ1年前、世界で初めてクリスパーで遺伝子を編集した赤ちゃんを誕生させた中国の賀建奎 (フー・ジェンクイ)元准教授が寄稿したと見られる未公表論文の写しを、MITテクノロジーレビューが入手した。その内容は、彼が遺伝子編集ベビーを誕生させるにあたり、倫理的および科学的な規範をどれほど無視していたかを示すものだ。
  27. One mother’s nail-biting journey from egg-freezing to parenthood
    平均寿命が延び、女性の社会進出が進んだにも関わらず、女性の生殖寿命は変わらないままだ。米国では「卵子凍結」する女性が増え、福利厚生の一環として費用を負担する企業もある。女性の生殖寿命を延ばすことができるのだろうか?
  28. The scientists who are creating a bio-internet of things
    世界中のあらゆるモノがインターネットに接続する中、バクテリアを使った新たなIoTの実現可能性が浮上している。バクテリアは優秀な情報伝達デバイスになる一方で、生物ならではの問題点も残している。
  29. The DNA database used to find the Golden State Killer is a national security leak waiting to happen
    米国では遺伝子系図サービスを使った未解決事件の「犯人探し」が続いている。だが、ボランティアによって運営される大規模なDNAデータベースに重大なセキュリティ上の欠陥があることが判明し、波紋を呼んでいる。
  30. The secret to better beer could lie in cell signaling networks
    ビールの製造に不可欠である酵母を再利用することは、時間とコストを節約するための古くからある醸造家の知恵だが、再利用を繰り返した酵母は最終的には使えなくなる。その理由を探ろうとしている細胞生物学者たちの研究は、将来の老化防止にも役立つかもしれない。
  31. The newest gene editor radically improves on CRISPR
    CRISPRの欠点克服へ
    ハーバード大学が新手法
    「プライム編集」を発表
    従来の「CRISPR(クリスパー)」よりも正確な遺伝子編集を可能とする「プライム編集」は、あらゆる遺伝性疾患の原因となるエラーを修復できるという。
  32. This girl’s dramatic story shows hyper-personalized medicine is possible—and costly
    個別化医療薬の投与によってバッテン病の少女の症状が改善されたとの報告が学術誌に掲載された。だが、患者一人ひとり向けにあつらえる遺伝子治療薬の製造には数百万ドルの費用がかかるとされており、その恩恵を受けられる人は極めて限られているのが現状だ。
  33. CRISPR could help us cure sickle-cell disease. But patients are wary.
    CRISPR遺伝子療法は「現実の患者」を救えるのか?
    遺伝子療法の進歩は、いったいどれだけの患者に治療の恩恵をもたらすのだろうか。遺伝性血液疾患である鎌状赤血球症の患者や家族らは、希望の裏に警戒心や懸念を持っているという。
  34. The next trick for CRISPR is gene-editing pain away
    遺伝子編集技術のクリスパーを用いて、病気やけがによる痛みを感じなくする疼痛治療法が研究されている。痛みを感じない体質を持つ人を調べて発見された遺伝子変異をターゲットとするこの遺伝子療法は、いずれ適用範囲が広げられ、一部の人が持つ超人的肉体能力の恩恵を一般の人も享受できるようになるかもしれない。
  35. Meet the artificial embryos being called “uncanny” and “spectacular”
    幹細胞から作られる人工的なヒト胚から人間が誕生するのは、そう遠くない未来の話かもしれない。研究者らは、人工胚から人間を作り出すことを禁じるための法整備が必要だと訴えている。
  36. Doctors have put human livers in suspended animation
    過冷却で人間の肝臓の27時間保存に成功、ハーバード大など
    ハーバード医科大学院の研究者たちが、人間の肝臓を過冷却した後、27時間後に温かい血液を輸血することで、その機能を回復させることに成功した。人間の臓器を体外で長時間保存できるようになれば、臓器移植を待つ患者の命を救える可能性が高くなるだろう。
  37. The anti-aging drug that’s just around the corner
    「老化防止薬」がもうすぐやってくる
    臓器移植の拒絶反応を防ぐための免疫抑制剤「ラパマイシン」が、老化に伴う免疫低下を改善することが動物実験で分かっている。人にも同じ効果が見られれば、人の老化の予防に役立つかもしれない。最初の研究結果は、1年以内に明らかになるという。
  38. Gene-edited cattle have a major screwup in their DNA
    遺伝子編集動物のアイコン
    「角のない牛」で新事実
    細菌のDNAが混入していた
    米スタートアップが遺伝子編集で作り出した「角のない」牛の遺伝子に、細菌のDNAが混入していることが、米国食品医薬品局(FDA)の調査で判明した。発見されたDNAが牛やそれを食べる人間に影響を及ぼす可能性は低いとしているが、同社の目論む遺伝子編集による牧畜業革命は停滞を余儀なくされている。
  39. Biohackers are pirating a cheap version of a million-dollar gene therapy
    特定の研究機関に所属しないバイオハッカーたちのグループが、1回100万ドルもする遺伝子療法「グリベラ」の廉価な海賊版を試作したことを発表した。グループは遺伝子療法が高価であることを理由にしているが、知的財産の問題や治療のリスクが物議を醸している。
  40. Measuring the shape of proteins just got easier thanks to mathematics
    生物の体内で働くタンパク質の機能はタンパク質の形状によって決まる。現在使われている2つのタンパク質構造測定法は、異なる測定結果を導き出すが、両者の結果を比較することで、タンパク質の形状をより正確に理解できる可能性がある。
  41. A doctor and medical ethicist argues life after 75 is not worth living
    オバマ政権の医療保険制度改革を主導した医師で医療倫理学者のエゼキエル・エマニュエルが5年前に発表したエッセイは、大きな反響を呼んだ。75歳以上の延命処置は拒否すると語るエマニュエル医師は、「高齢の米国人がよぼよぼの状態で長く生き過ぎている」と主張する。62歳になった現在、発言の真意を聞いた。
  42. Has this scientist finally found the fountain of youth?
    老化に関わる遺伝子のスイッチのオン・オフを切り替えるエピゲノム編集技術で、マウスの若返りが実証されている。ソーク研究所の研究者らは、この技術を人に応用すれば、人の寿命を30~50年は伸ばせるかもしれないと考えている。
  43. CRISPR baby maker explored starting a business in designer-baby tourism
    遺伝子編集ベビーの誕生を発表して世界を震撼させた中国人科学者は、富裕層向けの医療観光ビジネスを計画していた。「3人の親を持つ子ども」を誕生させたことで知られる中国人医師とも事業協力について話し合っていたという。
  44. How biotech went from “no way” to payday in the cannabis business
    遺伝子組み換えの技術者は、人々の健康と娯楽のために合成カンナビノイド作りたいと考えている。しかし、公衆衛生に有害な影響をもたらせば、人々から反感を買うことになるだろう。大麻産業に参入するバイオテクノロジー企業は、ビジネスチャンスと道徳心のせめぎ合いに苦心している。
  45. Wristwatch heart monitors might save your life—and change medicine, too
    最新の腕時計は、ボタン一つで簡単に心電図を取ることだってできる。体の異常をすぐに検知できるウェアラブル機器は、従来の医療機器のあり方を変え、数千万人の命を救う可能性を秘めている。
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