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新型コロナ変異株、ワクチンはどこまで対応できるか?
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Moderna believes it could update its coronavirus vaccine without a big new trial

新型コロナ変異株、ワクチンはどこまで対応できるか?

感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株に対する懸念が高まっている。だが、ワクチン製造企業は従来のワクチンは有効であり、調整が必要な場合にもすぐに対応できるという。 by Antonio Regalado2021.01.25

モデルナ・セラピューティクス(Moderna Therapeutics)と米国政府の関係者によると、台頭する新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株に合わせて調整したワクチンは、大規模な臨床試験を経ず、すぐに市場に出る可能性がある。

新型コロナの変異株が確認されたことで、すでに承認されているワクチンが効かなくなり、新たな接種が必要になるのではないか、との懸念が生じている。

とはいえ、新たなワクチンはわずか数カ月で市場に出る可能性がある。有効性を証明する大規模な研究が必要がないからだ。

モデルナのタル・ザックス最高医療責任者(CMO)は、1月11日に開催されたJPモルガン・ヘルスケア・カンファレンス(JP Morgan Healthcare Conference)の質疑応答セッションにおいて、何万人もの志願者で再度治験をしなくても有効性が期待できる新たなワクチンを作ることは「科学的に可能」と発言した。調整されたワクチンを迅速に市場に出せるかどうかは、「規制当局にかかっている」という。

研究者たちは、感染を広げながら突然変異を繰り返して出現した新型コロナの変異株を精査している。南アフリカやブラジルで確認された一部の突然変異は、感染またはワクチン接種によって獲得した既存の免疫システムを回避できる可能性が指摘され、懸念されている。

米国のワクチン・プログラム「ワープ・スピード作戦(Operation Warp Speed)」を考案した米国食品医薬局(Food and Drug Administration:FDA)のバイオ医薬品評価研究センター(CBER)のピーター・マークス所長は、12月にWebMDで「変異株の出現は今後どうなるのか、夜も眠れなくさせる」と述べている。

モデルナは12月に米国で最初に承認された現在のワクチンは、実験室での研究では、より感染力が強いとされる英国の変異株も含め、現在追跡されている主な変異株全てに対して有効なはずだと主張している。そのため、まだワクチンを調整する理由はないという。

ザックスCMOは、「これまで変異株について確認されたことから考えると、ワクチン接種によって誘導される中和抗体のウイルス中和能力が下がることはないでしょう」と述べる。「ワクチン接種によって獲得した防御システムの効果は、少なくとも1年は続くはずです」。

さらにザックスCM …

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