中国テンセントのAI、「ハンデあり」のトップ棋士を破る
中国のテクノロジー企業のテンセント(Tencent)は、人工知能(AI)ソフトウェアが人間に囲碁を教えることさえできることを示した。
1月23日付のワイアード(Wired)が伝えたところによると、テンセントが2016年に開発した「ファイン・アートAI(Fine Art AI)」が先日、世界でも1、2位を争う囲碁棋士である柯潔(カ・ケツ)を打ち負かしたという。しかも柯に先に2手を与えたうえでの勝利であった。
碁は非常に複雑なゲームであり、以前はAIにとって大きな挑戦だと考えられていた。その後、グーグルのAI部門子会社であるディープマインド(DeepMind)が、「アルファ碁(AlphaGo)」ソフトウェアで世界最高の棋士を破ったことはよく知られている。同社はさらにその後、より強くした「アルファ碁ゼロ(AlphaGo Zero)」と呼ばれる自己学習をするバージョンも開発した。
相手に先手を与えながらファインアートが勝利したことには感銘を受ける。だが、おそらくより重要なことは、AIで世界のリーダーになろうとしている中国の熱心な取り組みが功を奏していることが、はっきりと表れていることだ。中国は欧米に追いつきつつある。しかもすごい勢いで。
- 参照元: Wired
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