KADOKAWA Technology Review
×
【4/24開催】生成AIで自動運転はどう変わるか?イベント参加受付中

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

グーグルマップとエアビーアンドビー、バリアフリー検索に対応
Google
Big tech firms are helping disabled people better navigate the real world

グーグルマップとエアビーアンドビー、バリアフリー検索に対応

グーグルとエアビーアンドビー(Airbnb)は3月15日にそれぞれ、移動の際に困難を伴う人々が、より生活しやすくなるような新たなサービスを発表した。

グーグルマップ(Google Maps)はこれまで、車椅子を使用する人やベビーカーを押す親にとってはあまり使いやすいものではなかった。このほどグーグルは、車椅子の利用できるルートをグーグルマップに表示するオプションの提供を開始すると発表した。ルートには公共交通機関の利用も含まれ、まずニューヨーク、ボストン、ロンドンおよび東京など、ごく一部の大都市向けに提供される。

同様の動きとして、エアビーアンドビーが3月15日に発表したのが、新しいフィルター機能だ。これにより、施設がどんなアクセシビリティ機能を備えているか、従来よりも詳細に検索できる。たとえば、スロープや幅の広い通路、車椅子で入れるシャワー室があるかどうかを確認できるようになる。

これらの発表は、大手テクノロジー企業が、ユーザーの多くが直面している問題を徐々に認識するようになってきたことの表れと言えそうだ。

レイチェル メッツ [Rachel Metz] 2018.03.20, 13:45
10 Breakthrough Technologies 2024

MITテクノロジーレビューは毎年、世界に真のインパクトを与える有望なテクノロジーを探している。本誌がいま最も重要だと考える進歩を紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
【春割】実施中! ひと月あたり1,000円で読み放題
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る