KADOKAWA Technology Review
×
キヤノン電子・酒巻社長の講演が決定!
MITTR主催「宇宙ビジネスの時代」 チケット販売中。

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

スペースXのエンジン試験でトラブル、米有人飛行計画に影響か
SpaceX
SpaceX’s test of its Crew Dragon Capsule has ended in smoke

スペースXのエンジン試験でトラブル、米有人飛行計画に影響か

スペースXの無人宇宙船の試験失敗が意味することは、おそらく宇宙飛行士はしばらくの間、米国本土から宇宙へ向かうことはないということだ。

スペースXの宇宙船「クルー・ドラゴン」の「スーパー・ドラコ・エンジン(Super Draco Engines)」の地上燃焼試験で起きた「異常」によって、フロリダ州ケープカナベラルの地上施設で大量の煙が発生した。このカプセルは、国際宇宙ステーションへ向けて3月に打ち上げられ、成功した「デモ1(DM-1)」に使われたものだった。

詳細はまだ分かっていない。流出した未確認の試験映像には、上部から出火したと思われる炎に包まれたカプセルが映っている。映像が正しければ、カプセルはおそらく焼失しただろう。

スペースXはこれまでにもいくつもの失敗を乗り越え、すぐに立ち直ってきた。だが、人命がかかっている以上、不具合の修復には時間がかかり、計画はかなり遅れるはずだ。ボーイングも最近、有人宇宙船の試験を延期しており、米国本土からの有人宇宙船の打ち上げは2020年を待つことになった。「だからこそ、私たちはテストをするのです。学習し、必要な調整をし、商業乗員輸送プログラムを安全に進めていきます」。米国航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン長官はツイッターでこう述べている。

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2019.04.23, 14:00
宇宙ビジネスの時代

かつて国家主導だった宇宙開発がいま、大きく変化している。テクノロジーの進化とリスクマネーの流入によって民間企業による宇宙開発が加速し、自社の事業拡大に宇宙を活用しようとする「非宇宙」企業やベンチャー企業の動きも活発だ。いまなぜ「宇宙」なのか? そのヒントとなる記事を集めた。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る