米NIHが遺伝子編集に1億9000万ドル拠出、臨床研究を加速
米国立衛生研究所(NIH)が、遺伝子編集技術を使った遺伝性疾患の治療を研究する研究者の支援に乗り出した。
NIHは新たな基金として、強力な遺伝子編集技術であるクリスパー(CRISPR)などを使って遺伝子編集の臨床実験をする研究者に対して、今後6年間で1億9000万ドルの研究費を拠出するという。
米国で人間に対するクリスパーを使った治療の実現が近づいている。NIHは特別な基金を作ることで、「できるだけ多くの遺伝疾患を治療できるように、遺伝子編集技術の臨床への移行を劇的に加速します」と、フランシス・コリンズ所長は述べている。
ただし、NIHはデザイナーベビーに対する慎重な姿勢を崩してはいない。 生殖細胞以外のヒトの体細胞の遺伝子を編集する研究案件だけを受け付ける。 法律によってNIHは、編集された遺伝子が次世代に渡される結果になる胚の改変を含む研究への資金提供が禁止されているからだ。
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