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フェイスブック、世界40カ国で求人広告事業を本格展開へ
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You can apply to your next job on Facebook

フェイスブック、世界40カ国で求人広告事業を本格展開へ

フェイスブックは、世界中の人々がフェイスブック・ページ上で求人したり、仕事を見つけやすくしたりしようとしている。

2月28日、フェイスブックは新たに世界40カ国で「ジョブ(Jobs)」機能を使って、仕事や従業員を探せるようになると発表した(日本版注:日本は「まもなく提供開始」となっている)。この機能は、小売業の販売アシスタントやレストランのウェイターなどを探している小規模な地元企業を対象としている。

求職者は、ジョブ・マーケットプレイスで職種別の仕事を探したり、アラートで通知を受け取ったりできる。応募に必要な情報はフェイスブックのプロフィールから自動入力し、企業への送信前に編集することも可能。 フェイスブックによると、採用担当者は応募者が公開したプロフィールのみを見られるという。

求人企業側はフェイスブックに求人情報を投稿し、フェイスブックはここで収入を得る。ジョブ事業部のガウラヴ・ドシ部長によると、求人情報がユーザーのニュース・フィードに多く表示されるように企業が広告費を支払う仕組みとのことだ。

求人企業が応募者に興味を持った場合、メッセンジャーを通して将来の上司とチャットをして、詳細を確認したり、面接の準備をしたりする。 やりとりがうまくいけば採用につながる場合もある。

フェイスブック自身はこの機能を使って新たな人材の発掘を考えているのだろうか? ドシ部長によれば、近い将来、計画中だという。

ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 2018.03.04, 8:55
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