KADOKAWA Technology Review
×
来れ、若きイノベーター! Innovators Under 35 Japan 2022 応募受付開始。
「初期パスワード」禁止
カリフォルニア州で初の
IoTセキュリティ法が成立
The Noun Project
ビジネス・インパクト Insider Online限定
California wants to stop hackers from taking control of smart gadgets

「初期パスワード」禁止
カリフォルニア州で初の
IoTセキュリティ法が成立

米カリフォルニア州で、Web接続機器のセキュリティ強化を図る法案が成立した。メーカーに対して共通の初期パスワードの設定を禁じ、機器ごとに異なるパスワードを設定するか、利用者による変更を義務付ける。IoT(モノのインターネット)セキュリティへの取り組みが広がることが期待される。 by Martin Giles2018.10.01

カリフォルニア州は気候変動から消費者のプライバシーまで、こと政策形成に関して先駆者であり続けてきた。そして今回、また別の分野で先導しようとしている。オンライン・ガジェットを保護するサイバー・セキュリティである。

カリフォルニア州議会はつい最近、ジェリー・ブラウン州知事に対し、Web接続機器のセキュリティ強化を図る法案を提出した。知事が承認すれば、カリフォルニア州はIoT(モノのインターネット)に特化した法律を持つ米国初の州となる(日本版注:9月28日、ブラウン州知事は法案に署名、成立した)。

IoT新法が必要な理由は明白だ。インターネット接続された人形からセキュリティ・カメラにいたるまで、あらゆる機器への不正アクセスに関する報道が絶えない。今後数年間で、新たに数十億台ものWeb接続機器が市場に氾濫するだろう。ハッキングされた機器が重大な問題を引き起こし、場合によっては人間を殺すのも時間の問題だと考える専門家もいる(「For safety’s sake, we must slow innovation in internet-connected things」を参照)。

2020年1月に発効される予定のカリフォルニア州の新しい法律は、Web接続機器が「正当な」セキュリティ機能、あるいは「当該機器の性質と働きに適した」機能を持つことを求めるものだ。

メーカーに対して、すべての製品に対して機器1台ごとに異なる初期パスワードを設定するか、もしくは機器を最初に利用する前に初期パスワードの変更を利用者に強制することを求める。

こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.7
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.7世界を変える10大技術 2022年版

パンデミック収束の切り札として期待される「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)飲み薬」、アルファ碁の開発企業が作った「タンパク質構造予測AI」、究極のエネルギー技術として期待が高まる「実用的な核融合炉」など、2022年に最も注目すべきテクノロジー・トレンドを一挙解説。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る