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コネクティビティ A $799 Device That Brings Your Phone to Your Windshield

新発売の車載HUDはなぜiPhoneの40倍の輝度があるのか?

Navdyのヘッドアップディスプレイがあれば、道路から目を離さずにドライバーは道順がわかる。 by Signe Brewster2016.10.26

ダッシュボードに置く小さなディスプレイで道順と通知を表示できるNavdyのヘッドアップディスプレイ(HUD)が2年前の告知からようやく発売されることになった。

HUDは高級車で採用される場合がある装備だが、Navdyは後付けオプション品として799ドルで購入できる。Navdyの薄くて黒い台座は、ダッシュボード上の自動車のハンドルよりも高い位置に設置できる。台座はダッシュボード上で透明なディスプレイを支え、その上にスクリーンが浮いたような、車のフロントガラスの下側にぶら下がっているように見える状態になる。

The Navdy display is 40 times brighter than an iPhone so it can stand out against the outside light.
NavdyのディスプレイはiPhoneのディスプレイよりも40倍明るいので、野外の光に照らされてもはっきりと視認できる

10月のある雨の日の朝、Navdyの共同創業者のダグ・シンプソンCEOを車に乗せ、人通りの多いサンフランシスコのサウス・オブ・マーケット地区を通り抜けながら話を聞いた。道順をディスプレイに表示して通知してくれるNavdyのiPhone向けアプリを使って行き先を設定すると、アプリは、さながらグーグル・マップから無駄なものを省いた感じで、白い線は道路を表し、緑がかった青色の線が道順を示した。

HUDの目標は、ドライバーの前方にある道路上に道順を直接表示しているかのように見せることだ。Navdyはその目標には至っていないが、電話を見たり、自動車のセンターコンソールにさっと目を向けたりする代わりになる。道路からNavdyのスクリーンへの視線の移動はやはり必要だが、目を動かす距離はずっと短い。

製品が2年前に最初に発表されてから、Navdyはディスプレイの輝度と鮮明さの調整に取り組んできた。ディスプレイを宙に浮かすので、裏側から光が当たっても十分視認できるだけの明るさが必要になる。シンプソンCEOによると、Navdyのディスプレイの明るさは結果としてiPhoneの40倍になった。40倍の輝度はとてもいい。達成は難しかったが、比較的小さくてもNavdyのディスプレイは見やすいとシンプソンCEOはいう。

Navdyには小さなクリックホイールが同梱されている。ホイールは、ドライバーの親指の隣に位置するようにハンドルに取り付ける。もともとはユーザーは多くのジェスチャーでNavdyを操作することになっていた。今必要なジェスチャーは手を右や左に振るだけだ。残りはクリックホイールをスクロールすることで操作できる。シンプソンCEOは新しい操作方法について、より没入感があり、自然な経験だというが、運転してみると実際その通りだった。

GPS navigation appears on the display after logging a destination into an app.
アプリに行き先を記録させると、GPSナビゲーションがディスプレイに表示される

道順を示すだけでなく、Navdyは電話やテキスト、ツイートの新着も通知できる。通知内容はスクリーンの右側に表示され、手を左か右に振ることで受け入れたり拒否したりできる。利用者はNavdy経由でSiriに話しかけたり、音楽ライブラリーをスクロールしたり、乗っている車に関する情報を表示させたりできる。

Navdyは運転中に電話に目を向けることが多い人には役にたつ。しかし、車に乗っている時、決して通知に目を向けない人もいる。また、ダッシュボード上でいきなり通知を受け入れたり拒否することが必要になったりした時には、注意が乱されたと感じた。バージニア工科大学で拡張現実を研究しているジョセフ・ガバード教授(人間工学)によると、視覚的な指導と注意散漫の間での適切なバランスの取り方はまだ研究途上だという。HUDは常に優れたものと思い込みがちだが、HUDは情報によってユーザーに負担をかける可能性もあるのだ。

「道路からディスプレイに視線を移すことには必ず負担があるのです。HUDは正しい選択でしょうが、それでも負担は生じます」とガバード教授はいう。

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シグニー ブリュースター [Signe Brewster]米国版
シグニー・ブリュースターは科学とテクノロジーのライター。特に注目しているのは、たとえば実質現実やドローン、3Dプリントなど、芽生えたばかりのテクノロジーが今後どうなるか、です。記事は、TechCrunch、Wired、Fortuneでも執筆しています。
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