KADOKAWA Technology Review
×
10/9「生成AIと法規制のこの1年」開催!申込み受付中
中国が独自設計の原子炉建設を再開、19年後半にも操業か
AP | Zhejiang Daily
ニュース 無料会員限定
China’s nuclear hiatus may be coming to an end

中国が独自設計の原子炉建設を再開、19年後半にも操業か

中国政府が新たな4基の原子炉の建設について、2年の休止期間を経て承認したと報道されている。中国の独自設計を採用しており、2019年後半の操業を予定しているという。 by Peter Fairley2019.02.05

中国のニュース報道によると、中国政府は国内で開発された設計による4基の新たな原子炉の建設を承認したという。それが事実であれば、中国の原子力産業に影を落としていた2年以上に及ぶ休止期間が終わりを迎え、中国独自の設計による「華龍(フウロン)1号」原子炉が配備されることになる。

界面新聞は1月30日、フウロン1号の設計元であるフウロン国際原子力テクノロジー(Hualong International Nuclear Power Technology)の上級幹部との独占インタビューをさかんに報道し始めた。フウロン国際原子力テクノロジーは、大手原子力企業の中国広核グループ(China General Nuclear Power:CGN)と中国核工業集団公司(China National Nuclear Corp.:CNNC)との共同事業だ。界面新聞によれば、この合弁会社の幹部たちは、二重サイクル原子炉の2つのプロジェクトで、コンクリートの投入を …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. Promotion MITTR Emerging Technology Nite #30 MITTR主催「生成AIと法規制のこの1年」開催のご案内
  2. Sorry, AI won’t “fix” climate change サム・アルトマンさん、AIで気候問題は「解決」できません
  3. Why OpenAI’s new model is such a big deal GPT-4oを圧倒、オープンAI新モデル「o1」に注目すべき理由
  4. The next generation of mRNA vaccines is on its way 日本で承認された新世代mRNAワクチン、従来とどう違うのか?
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。2024年も候補者の募集を開始しました。 世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を随時発信中。

特集ページへ
MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2024年版

「ブレークスルー・テクノロジー10」は、人工知能、生物工学、気候変動、コンピューティングなどの分野における重要な技術的進歩を評価するMITテクノロジーレビューの年次企画だ。2024年に注目すべき10のテクノロジーを紹介しよう。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る