KADOKAWA Technology Review
×
中国が独自設計の原子炉建設を再開、19年後半にも操業か
AP | Zhejiang Daily
ニュース 無料会員限定
China’s nuclear hiatus may be coming to an end

中国が独自設計の原子炉建設を再開、19年後半にも操業か

中国政府が新たな4基の原子炉の建設について、2年の休止期間を経て承認したと報道されている。中国の独自設計を採用しており、2019年後半の操業を予定しているという。 by Peter Fairley2019.02.05

中国のニュース報道によると、中国政府は国内で開発された設計による4基の新たな原子炉の建設を承認したという。それが事実であれば、中国の原子力産業に影を落としていた2年以上に及ぶ休止期間が終わりを迎え、中国独自の設計による「華龍(フウロン)1号」原子炉が配備されることになる。

界面新聞は1月30日、フウロン1号の設計元であるフウロン国際原子力テクノロジー(Hualong International Nuclear Power Technology)の上級幹部との独占インタビューをさかんに報道し始めた。フウロン国際原子力テクノロジーは、大手原子力企業の中国広核グループ(China General Nuclear Power:CGN)と中国核工業集団公司(China National Nuclear Corp.:CNNC)との共同事業だ。界面新聞によれば、この合弁会社の幹部たちは、二重サイクル原子炉の2つのプロジェクトで、コンクリートの投入を …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
【春割】実施中! ひと月あたり1,000円で読み放題
10 Breakthrough Technologies 2024

MITテクノロジーレビューは毎年、世界に真のインパクトを与える有望なテクノロジーを探している。本誌がいま最も重要だと考える進歩を紹介しよう。

記事一覧を見る
気候テック企業15 2023

MITテクノロジーレビューの「気候テック企業15」は、温室効果ガスの排出量を大幅に削減する、あるいは地球温暖化の脅威に対処できる可能性が高い有望な「気候テック企業」の年次リストである。

記事一覧を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る