KADOKAWA Technology Review
×
「フェイクニュース生成ツール」はAIが書いた文章を見抜けるか?
Hendrik Strobelt and Sebastian Gehrmann
知性を宿す機械 無料会員限定
An AI for generating fake news could also help detect it

「フェイクニュース生成ツール」はAIが書いた文章を見抜けるか?

フェイクニュースを生成する人工知能(AI)は、他のAIが生成した文章を見抜けるのだろうか。2月に発表された最新の言語モデルを使った実験が実施された。 by Karen Hao2019.03.13

オープンAI(OpenAI)は2019年2月、最新の言語モデル「GPT-2」を発表した。発表が大々的にではなくむしろ控えめだったのは、GPT-2がデマの自動大量生産に利用されるのを恐れたからだった。さらにこの発表によって、AIコミュニティで続いているフェイクニュースの検出方法に関する議論に拍車がかかっている。MIT-IBMワトソンAI研究所とハーバードNLPの研究チームによる新しい実験では、「説得力のある文章を書ける言語モデルは、他のモデルが生成した一節を見抜けるかどうか」が考察された。

この仮説を成す考え方は単純なものだ。言語モデルは文の流れにおいて次の単語を予測して文章を作り出していく。そこで、与えられた一節の単語を容易に予測できれば、おそらく同じ言語モデルによって書かれたも …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020SDGs Issue

今、世界中の企業や機関の技術者・研究者たちが各地で抱える社会課題を解決し、持続可能な世界の実現へ向けて取り組んでいる「SDGs(持続可能な開発目標)」。
気候変動や貧困といった地球規模の課題の解決策としての先端テクノロジーに焦点を当て、解決に挑む人々の活動や、日本企業がSDGsを経営にどう取り入れ、取り組むべきか、日本が国際社会から期待される役割について、専門家の提言を紹介します。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る