KADOKAWA Technology Review
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AIが生む「ビートルズとガガの共演」は人を感動させられるか?
Unsplash/Radek Grzybowski.
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AIが生む「ビートルズとガガの共演」は人を感動させられるか?

既存の楽曲を訓練データとして用いて、新たな楽曲を作り出せる深層学習ニューラル・ネットワークをオープンAIが開発した。モーツアルト風の小品を演奏したり、レディ・ガガの楽曲をビートルズ風に即興演奏したりできる。 by Will Knight2019.05.08

今日、モーツァルトが生きていたら(そして、ちょっとした退屈を感じていたら)、ピアノの前に座って、次のような楽曲を作り出すかもしれない。

https://s3.amazonaws.com/files.technologyreview.com/p/pub/files/musenet-improvises-mozart.mp3

実は、この旋律は(読者の予想通り)、訓練データとして数千曲のMIDI音楽を与えられた機械学習アルゴリズムによる作品だ。

ミューズネット(MuseNet)というこのアルゴリズムは、オープンAI(OpenAI)の研究者によって開発された。オープンAIは、人工知能(AI)とその潜在的な影響の研究にフォーカスしているサンフランシスコを拠点とする非営利団体だ。

ミューズネットを開発した研究者たちは、トランスフォーマー(Transformer)として知られる非常に大規模なニューラル・ネットワークを訓練した。この種のネットワークは、学習により、楽曲内の次の音符をいくつか予想できるようになる。そうすれば、そのネットワークにいくつか音符を与えて、新たな楽曲を作らせることができる。さまざまなジャンルやスタイルを混在させるだけでなく、特定の楽器の音を追加したり取り除いたりすることも可能だ。

今回の成果は、この種のモデルが、音楽などに存在する特徴を反映する統計学的なパターンをどれほど効率よく捕捉し、再現できるかを示している。

ミューズネットの開発チームは以前、同様のテクノロジーを使用して、文 …

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Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

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MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020
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