KADOKAWA Technology Review
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「クリーン・エネルギー・シフト」は2010年代でどこまで進んだか
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Our pathetically slow shift to clean energy, in five charts

「クリーン・エネルギー・シフト」は2010年代でどこまで進んだか

この10年間で、クリーンエネルギー技術の進歩は目を見張るものだった。しかし、人口の増加や経済の拡大、エネルギー需要の上昇に伴う地球全体規模での電力生産量の増加の前には、微々たる貢献しかしていないのが現状だ。 by James Temple2019.12.31

ほとんどの重要な指標によれば、クリーンエネルギーにとってこの10年は輝かしいものだった。

大規模な風力や太陽光の発電所のコストはそれぞれ70%、90%近く低下した。一方、世界中の再生可能エネルギーによる発電所は10年前よりも4倍も多く電力を生み出している。

同様に、電気自動車は2010年代の始めにはほとんど活況を呈することはなかった。しかし2019年、走行距離が伸び、価格が低下し、各社が多様なモデルを導入する中で、自動車メーカーは年間180万台を売り上げる勢いだ。

だが、再生可能エネルギーや電気自動車の急速な成長は、膨大な世界のエネルギー・システムや温室効果ガス排出の削減には大きな変化をもたらしていない。次のグラフが明らかにしているように、より一層クリーンなテクノロジーは高まるエネルギー需要にはほぼ対応してきたが、既存の化石燃料に依存したインフラに深く食い込んではいないのだ。

これが問題なのだ。高まる気候変動の脅威に対抗するため、二酸化炭素の排出量を迅速に削減するには、発電所や工場、量販車などすべてを数十年以内に完全に見直す必要がある。

再生可能エネルギー

英国の多国籍エネルギー企業であるBPがまとめた「世界のエネルギー統計総覧」によれば、主に風力、太陽光などの再生可能エネルギーによる世界の発電量は、2008年の約550テラワット時から2018年の約2500テラワット時へと増加した。

では、全体の発電部門に関連してこの成長がどう見えるか …

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