KADOKAWA Technology Review
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A More Realistic Augmented Reality

リアルさをさらに高めた拡張現実ゴーグルが製品化まであと一歩

遠近感を再現し、距離の異なるモノに視線を移したときの違和感を減らした拡張現実ゴーグルが製品化まであと一歩の段階だ。親機として高性能なパソコンは不要とされており、近い将来、AR市場で十分なシャアを確保できる可能性がある。 by Rachel Metz2017.04.10

現在、デジタル映像と現実世界をうまく合成できる拡張現実ゴーグルといえば、マイクロソフトのHoloLensやメタのMeta 2など、数社の製品があるだけだ。

https://vimeo.com/177307962

そのARゴーグル市場に、もう1社参入する。スタートアップ企業のアバガントは、すでに「Glyph」というヘッドホンをわざと90度ずらして装着したような見た目のパーソナルシアター用ゴーグルを499ドルで販売中だ。アバガントが完成させたのは、透明ディスプレイ内蔵ゴーグルの試作版だ。アバガントによれば、「光照射野(light field)」テクノロジーにより、バーチャルな物体が、現実の物体と変わらないくらい自然に見えるという。光照射野とは、光線が物体に反射するときに生み出される模様のことで、光照射野を再現すれば、拡張現実の映像がシャープになる効果がある。あるひとつの場面でも、それぞれの物体の奥行き(たとえば腕の長さほど離れたミニカーと遠く離れた家など)が違っても、視点を移したとき、楽に焦点を合わせられる映像になる。

 

拡張現実ゴーグルと光照射野と概念には聞き覚えがあるかもしれない。潤沢な資金を持つ秘密主義のスタートアップ企業マジックリープは、ここ何年かの間、光照射野による優れた拡張現実テクノロジーを開発している、と主張してきた。2014年、マジックリープはまだ巨大な試作品をMIT Technology Review …

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