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ロボットは人間の仕事を奪う? 奪わない?
Is Automation Warping the Labor Market as Dramatically as We Think?

ロボットは人間の仕事を奪う? 奪わない?

ロボットが人間の仕事を奪うという従来の認識に反対するレポートが発表された。MITテクノロジーレビューの見解を説明する。 by Jamie Condliffe2017.05.16

すぐにかもしれないし、ゆっくりかもしれないが、自動化が人間から仕事を奪ってしまうことは一般に信じられている。しかし、ある新しいレポートがその考えに異を唱えている。

テック業界で支持されているシンクタンクの情報技術・イノベーション財団(ITIF)が発表した165年間の米国労働史に関する分析によると、米国で現在起きている職種変動(新しい職業が創造され、古い職業が淘汰される)は高いレベルになく、事実、職種変動率は記録的に低いという。ITIFは、職種変動による労働市場の混乱を考慮しても、多くの人が思っているほどテクノロジーは職に重大な影響を与えず、将来もそれほど重大な影響はないというのだ。

ロボットが職場に導入されることで失業が増え、賃金が減ることは知られている。しかし、自動化によって、失業が増え、賃金が減ることが米国全体で起ころうとしているという主張は、明らかにロボットが実際に購入され、設置され、使用されることを仮定している。真実は、多くの職種において一部の人が認めたがっているよりも自動化への抵抗力が大きく、従って …

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