KADOKAWA Technology Review
×
動画生成AI「Sora」の問題点とは? 知財専門家が解説【11/12緊急開催🚨】
AP通信の自動化担当編集者、「AI記者」で仕事はこう変わる
Evening Standard | Getty
ニュース 無料会員限定
This article was written by a human (the next one may not be)

AP通信の自動化担当編集者、「AI記者」で仕事はこう変わる

日本でも日経新聞が取り組んでいるように、AP通信も決算関連記事を自動執筆するツールを開発した。開発した編集者は、人間と機械の協働によって作業を効率化し、新しい価値を生み出せると考えている。 by Erin Winick2018.05.09

ジャスティン・マイヤーズは、すべての仕事を自動化しているわけではないという。むしろ彼は自動化によって自分の仕事を拡張しているのだ。

マイヤーズは、AP通信(Associated Press)の自動化担当編集者である。AP通信はニュース報道でよく知られているが、最近になって記事を自動的に作成して発表できるソフトウェアを作った。オートメイティッド・インサイト(Automated Insights)の協力で開発されたこのソフトウェアは、決算報告書などの文書からデータを抽出し、手早く記事を作成できる。

誰もが、AP通信が記者の仕事を奪う機械を生み出したのではと恐れるだろう。現時点では四半期決算の記事だけだが、いずれは新聞の1面をロボット記者が作る時代が来るかもしれない、と。だが、マイヤーズは将来は人間とマシンとの協働の時代になるのではないかと考えている。マイ …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. Promotion MITTR Emerging Technology Nite #35 Soraの問題点とは? AI時代の知財を考える11/12緊急イベント
  2. What a massive thermal battery means for energy storage 1000℃のレンガで熱貯蔵、世界最大の蓄熱電池が稼働
  3. I tried OpenAI’s new Atlas browser but I still don’t know what it’s for 誰のためのブラウザー? オープンAI「Atlas」が残念な理由
  4. An AI adoption riddle AIの試験運用は失敗続き、それでもなぜ投資をやめないのか?
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

特集ページへ
気候テック企業10 2025

MITテクノロジーレビューは毎年、気候テック分野で注目すべき企業を選出し、その一覧を発表している。 今回で3回目となる本特集では、なぜこれらの企業を選出したのか、そして米国の政治的変化をどのように考慮したのかについても詳しく解説している。併せてお読みいただきたい。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る