KADOKAWA Technology Review
×
自動運転のキーパーソンが集結「Future of Society Conference」11/30開催! チケット販売中 「Future of Society Conference」
11/30開催! チケット販売中
年初の予測を検証、
2018年上半期
サイバー脅威総決算
コネクティビティ City-crippling ransomware, crypto hijackings, and more: our 2018 mid-year cybersecurity update

年初の予測を検証、
2018年上半期
サイバー脅威総決算

MITテクノロジーレビューは今年1月に、2018年にサイバーセキュリティにおいて警戒すべき脅威を予測した。半年が過ぎた今、予測を振り返ると、不幸なことにいくつかが的中し、幸いにも現時点では被害が認められていないものもある。しかし、我々は深刻な脅威を見逃していた。 by Martin Giles2018.07.03

1月初旬にMITテクノロジーレビューは、2018年に警戒すべきサイバーセキュリティの6つの脅威を予測した。半年が経過した今、予測を振り返り、どの程度的中しているのかを見てみよう。

的中した予測

予測の1つは、より大規模なデータ漏えいが発生することだった。これはすぐに的中した。アパレル大手のアンダーアーマーは3月下旬、同社が提供する運動と食事のトラッキングアプリ「マイフィットネスパル」における史上最大規模のデータ漏えい被害を公表した。ハッカーらは、ユーザー名、メールアドレス、そして約1億5000万件ものアカウントに紐づけされたパスワードを盗み出した。

被害件数の大きさから言えば、この漏えい事件は2017年に大きな被害を生んだエクィファクス(Equifax)のハッキング事件を大きく上回る規模となっている。ただ1つ、不幸中の幸いだったのは、パスワードの多くが強力な暗号により保護されていたことだ。そのおかげで、サイバー攻撃による副次的被害が抑制された。

このデータ漏えい事件と同じ月に、フェイスブックとケンブリッジ・アナリティカ(Cambridge Analytica)を巡る紛糾が持ち上がった。約8700万人のフェイスブック利用者のデータが、本人の同意なく共有されていた。これは厳密に言うとハッキングではない。しかし、フェイスブックがもっと厳格に管理していれば、データの不正利用をいち早く発見し、止めさせられていたかもしれないのだから、この記事で取り上げられる(不)名誉に値するだろう。

ほかにも、暗号通貨の採掘のためにコンピューターの処理能力を不正利用しようとする動きが強まると予測した。MITテクノロジーレビューでは1月に、このリスクをより詳しく紹介する記事を掲載した(「横行する計算資源泥棒、クリプトジャッキングが世界的大流行」を参照)。

過去数カ月の間に、暗号通貨採掘を目論むハッカーたちがコインハイ …

こちらは会員限定の記事です。
無料登録すると1カ月10本までご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月150本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月150本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
2018.11.30
外苑前TEPIAホール
FUTURE of SOCIETY
自動運転のトップ研究者と都市デザインのスペシャリストが集結
100年ぶりの「移動手段の進化」が社会や人々の生活にどのような変化をもたらすのか?自動運転が創り出す未来を産業界・アカデミック界のキーパーソンとともに考える、MITTR発のテクノロジー・カンファレンス。
Special Guest原研哉
チケット好評発売中
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る