KADOKAWA Technology Review
×
【春割】実施中!年間購読料20%オフ!
生成AIはユーザーに告知を、オープンAIなど10社が自主ガイドライン
Stephanie Arnett/MITTR | Getty, Envato
人工知能(AI) 無料会員限定
How to create, release and share generative AI responsibly

生成AIはユーザーに告知を、オープンAIなど10社が自主ガイドライン

生成AI(ジェネレーティブAI)の一大ブームの中、生成AIコンテンツに関する自主ガイドラインにオープンAIなど10社が署名した。AIが生成したコンテンツを使用する場合にはユーザーに告知するよう求めている。 by Melissa Heikkilä2023.03.03

オープンAI(OpenAI)、ティックトック(TikTok)、アドビ、BBC、マッチングアプリのバンブル(Bumble)など10社が、人工知能(AI)生成コンテンツを責任を持って構築、作成、共有する方法を示した新しい一連のガイドラインに署名した。

このガイドラインは、オープンAIなどの生成AI(ジェネレーティブAI)技術の開発元と、BBCやティックトックといった合成メディア・コンテンツの制作者・配信元に対する呼びかけとなっている。生成AI技術にできること・できないことを明確にすること、生成AIによって作られたメディア(画像・映像など)が人々の目に触れる際には情報を開示するよう求めている。

今回の自主ガイドラインは、AI研究の非営利団体であるパートナーシップAI(Partnership on AI:PAI)が、50以上の組織と意見交換をした上でまとめたものだ。PAIのパートナーには、大手テック企業のほか、学術機関、市民団体、報道機関が含まれている。今回のガイダンスに署名した最初の10社は、アドビ、BBC、CBC/ラジオカナダ(Radio-Canada)、バンブル、オープンAI、ティックトック、ウィットネス(WITNESS)、合成メディア・スタートアップのシンセシア(Synthesia)、D-ID、リスピーチャー(Respeecher)だ。

「私たちは、合成メディアが害を与えたり、人々の力を損なったり権利を奪ったりするのではなく、創造性、知識の共有、解説をサポートするために使われるようになることを望んでいます」。PAIでAI・メディア健全性部門のトップを務めるクレア・レイボヴィッツは話す。

ガイドラインで特に重要なのは、AIによって生成されたコンテンツに人々が触れる際、企業側がそれを伝える方法をあらかじめ盛り込むこと、その方法について研究すること、という内容だ。 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
【春割】実施中!年間購読料20%オフ!
人気の記事ランキング
  1. Will fusion power get cheap? Don’t count on it. 核融合は本当に安くなるのか? 楽観論に「待った」をかける新研究
  2. Digging for clues about the North Pole’s past 12万年前は無氷だった?海底22メートルの泥で掘り起こす北極点の謎
  3. Is carbon removal in trouble? 炭素除去業界に激震、最大顧客のマイクロソフトが購入を一時停止
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
AI革命の真実 誇大宣伝の先にあるもの

AIは人間の知能を再現する。AIは病気を根絶する。AIは人類史上、最大にして最も重要な発明だ——。こうした言葉を、あなたも何度となく耳にしてきたはずだ。しかし、その多くは、おそらく真実ではない。現在地を見極め、AIが本当に可能にするものは何かを問い、次に進むべき道を探る。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る