デマを拡散するのはボットではなく「人間」、MITメディアラボ
新しい研究によると、ソーシャルメディアでフェイクニュースをまき散らしているのは私たち、人間だ。ボットとは比較にならないぐらい拡散に荷担しているという。
MITメディアラボの研究者は、過去11年間のおよそ12万6000件の話題に対する300万人のツイートを精査し、ニュースが拡散される仕組みを解明した。それによると、あらゆる話題に関して、フェイクニュースは正しいニュースよりも広く速く伝わり、政治に関するフェイクニュースは特にその勢いが強いことが分かったという。
一方、ボットの場合は正しいニュースもねつ造されたニュースも拡散される速度は同じだという。つまり、正しい情報よりも間違った情報が拡散されやすいのは、人間に原因があると考えられる。
ソーシャル・ネットワークは、フェイクニュースのような根強い問題に対処すべく、必死に改善に取り組んでいる。実際にツイッターはツイートの健全性を測るため、ユーザーからの提案を必死になって募集している。新たな研究結果は、オンライン上に誤った情報が溢れ出るのを食い止める手段を模索するのに役立つかもしれない。
- 参照元: Science
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