フェイスブックの選挙スキャンダル巡り、関係当局が調査
フェイスブックと当局は、選挙コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカ(CA:Cambridge Analytica)がフェイスブックから得たデータに何が起こったのかを調べようとしている。
フェイスブックはデジタル・フォレンジック(デジタルデータの保全・復元・解析)企業を雇い、CAが学術研究として収集した何百万人ものフェイスブック・ユーザーのデータを保有しているのかどうかを調査する。CAは調査に応じると述べた。
一方で、英国の当局者は、徹底的な調査をするためにCA本社捜索ための証拠を探しており、捜査に支障があるとしてフェイスブックは調査を中止すべきだと述べている。欧州連合(EU)も同様の調査をする予定で、ブルームバーグによると米国連邦取引委員会(FTC)はすでに調査を進めているという。
さらに3月20日、このスキャンダルによってフェイスブックの時価総額は370億ドル下落し、最高セキュリティ責任者(CSO)が今にもその座を退くという噂が流れた。
そのうえ、CAのアレクサンダー・ニックスCEO(=冒頭写真)、選挙結果に影響を及ぼすため、いかにスパイと性的スキャンダルを利用したかを自慢げに話す様子を英国のテレビ記者が隠し撮りをしていた。
研究者は、このスキャンダルによってフェイスブックがデータ共有に消極的になるのではないかと懸念している。それにより、ソーシャル・ネットワークが人々の生活に与える影響の意味を知るのが難しくなる可能性がある。
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『AIバブル臨界点 見えてきた真の実力』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか