KADOKAWA Technology Review
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気候変動/エネルギー 2026年4月の記事

  1. Will fusion power get cheap? Don’t count on it.
    核融合は本当に安くなるのか? 楽観論に「待った」をかける新研究
    核融合発電は「安定した排出ゼロの電力源」として期待を集め、民間資金調達額は直近1年間で22億ドルに達した。しかし、技術は普及するほど安くなるという前提が核融合には当てはまらない可能性を、新研究が指摘している。 by Casey Crownhart2026.4.30
  2. コロナ禍の静寂は、思わぬ実験場となった。交通量が激減した都市で、鳥たちは突然、本来の声を取り戻した。この発見が示すのは、人間が日常的に垂れ流す騒音が、野生生物のコミュニケーション、繁殖、そして生存を着実に奪っていたという事実だ。私たちは騒音を出しながら、その影響を知らなかった。 by Clive Thompson2026.4.30
  3. コーネル大学が新しいフィールドホッケー場に人工芝を敷設したのに対し、環境活動家たちが訴訟を起こし、科学者たちはPFASやマイクロプラスチックへの懸念を訴えた。しかし大学側の判断は変わらなかった。これと同じ対立が今、全米各地で繰り広げられている。人工芝は「一番ましな悪い選択肢」なのか。 by Douglas Main2026.4.27
  4. 12万年前は無氷だった?海底22メートルの泥で掘り起こす北極点の謎
    極点への航路に、かつての「きしみ音」はなかった。広大な開水面が広がるその海の底に、12万年前の気候の記憶が刻まれた泥が眠っている。研究者たちはそこに、消えゆく氷の未来を読み解く手がかりを求めた。 by Tim Kalvelage2026.4.22
  5. 「人間は自然の破壊者」という前提を覆す、新しい環境指標を求めて
    二酸化炭素濃度、絶滅率、地球の境界——環境指標は人類の失敗を測るものばかりだった。人間と自然の関係を「どれほどひどく失敗しているか」ではなく「どれほど良くなれるか」で測る指標はつくれないか。 by Emma Marris2026.4.21
  6. Is carbon removal in trouble?
    炭素除去業界に激震、最大顧客のマイクロソフトが購入を一時停止
    炭素除去契約の約80%を単独購入してきたマイクロソフトが、今後の購入を一時停止する方針が明らかになった。財政的考慮が背景にあるとされ、業界には動揺が広がっている。 by Casey Crownhart2026.4.20
  7. Job titles of the future: Wildlife first responder
    未来の職種:ドローンでクマとの共生目指す「野生動物の緊急対応員」
    米モンタナ州のウェスリー・サルメントは、絶滅が危惧されるハイイログマと人間のトラブルを避けるため、緊急対応要員としての役割を果たしてきた。だが、危険を回避するためドローンの活用に切り替えた。 by Emily Senkosky2026.4.14
  8. Desalination technology, by the numbers
    世界の淡水化施設の27%が集中、数字で見る中東の水インフラ事情
    世界全体では淡水取水量の1%にすぎない海水淡水化が、中東の一部の国では飲料水のほぼすべてを担っている。中東地域の水インフラ事情を数字で見ていこう。 by Casey Crownhart2026.4.10
  9. Desalination plants in the Middle East are increasingly vulnerable
    バーレーン、カタール、クウェートでは飲料水の90%以上を海水淡水化に依存している。イランでの紛争が激化する中、トランプ大統領はイランの淡水化施設「すべて」の破壊を脅迫し、湾岸諸国の施設も攻撃を受けた。水インフラへの攻撃は、エネルギーや軍事施設とは異なる人道的打撃を与える。中東における海水淡水化技術の重要性を解説する。 by Casey Crownhart2026.4.9
  10. Fuel prices are soaring. Plastic could be next.
    エネルギー転換より難しいプラ問題、ホルムズ危機であらわに
    イラン戦争による経済的影響は、ガソリン価格の高騰だけでなく、あらゆる種類の化石燃料由来製品に及んでいる。プラスチック製品は私たちの生活に深く組み込まれており、その価格上昇は、さまざまな分野に打撃を与える可能性がある。 by Casey Crownhart2026.4.7
  11. The snow gods: How a couple of ski bums built the internet’s best weather app
    スキーヤーにとって、OpenSnow(オープンスノー)はただの天気アプリではない。どの山に、いつ行くかを決める「水晶玉」だ。スキー好き2人が37人のメーリングリストから作り上げたこのサービスは、独自AIモデルで政府機関を超える精度を実現し、50万人の熱狂的コミュニティを生んだ。 by Rachel Levin2026.4.1
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