KADOKAWA Technology Review
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宇宙 2020年10月の記事

  1. Water on the moon should be more accessible than we thought
    「月の水」に到達できる日は意外と近い?新研究で明らかに
    月面に水が存在することはこれまでも示唆されていたが、どこにどのくらいあるのかといったことは分かっていなかった。ネイチャー・アストロノミー誌の掲載された2つの新たな研究論文によると、月面の水はこれまで考えられていたよりも手に入れやすい場所にあるという。 by Neel V. Patel2020.10.28
  2. NASA探査機、小惑星のサンプル採取に成功も多過ぎて蓋が閉まらず
    NASAの探査機「オサイリス・レックス」は小惑星ベンヌ表面からのサンプル採取に成功した。しかし、予定をはるかに超える量のサンプルを採取したため、採取容器のふたがきちんと閉まらなくなり、採取した物質が宇宙に漏れ出すという事態に見舞われている。 by Neel V. Patel2020.10.26
  3. NASA探査機が小惑星ベンヌとの接触に成功、岩石サンプルを採取
    NASAの探査機「オサイリス・レックス」は10月20日、ミッションの最大の目的である小惑星「ベンヌ」表面のサンプル採取作業を実施した。探査機は現在、ベンヌから安全な距離までを離れており、十分な量のサンプルを採取できたかどうかを調べることになっている。 by Neel V. Patel2020.10.24
  4. 日欧の水星探査機、金星フライバイで最新画像を多数撮影
    欧州宇宙機関と宇宙航空研究開発機構が共同で実施している水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」は10月15日に金星での初のフライバイを実施した。フライバイの際には分光観測装置を用いて多数のスペクトル画像を撮影しており、金星大気の謎を解明するのに役立つかもしれない。 by Neel V. Patel2020.10.20
  5. NASA探査機、小惑星「ベンヌ」の岩石サンプル採取へ
    10月20日、NASAの探査機「オサイリス・レックス(OSIRIS-REx)」はいよいよ、小惑星「ベンヌ」の表面からサンプルを採取する作業を実施する。首尾よくサンプルを採取できれば、2023年9月24日にそれを地球に持ち帰ることになっている。 by Neel V. Patel2020.10.20
  6. Asteroid Bennu may have been home to ancient water flows
    小惑星「ベンヌ」に流水の痕跡か? 新事実が相次ぎ発表に
    NASAの探査機「オサイリス・レックス」は10月20日に、小惑星「ベンヌ」から岩石のサンプルを採取し、地球に持ち帰ることになっている。同探査機の目玉となるミッションに先立って、ベンヌの化学的性質と地質について一連の新しい研究論文が発表された。 by Neel V. Patel2020.10.13
  7. What is the hot space business "on-orbit services"?
    日本企業も注目する宇宙ビジネス「軌道上サービス」とは何か?
    軌道上で宇宙機から宇宙機へ何らかの機能を提供する「軌道上サービス」への注目が高まっている。日本企業も参入する新しい宇宙ビジネスの「今」を紹介しよう。 by Ayano Akiyama2020.10.9
  8. We need to shield the US space program from election cycle chaos
    米国の宇宙開発計画は次の大統領でどう変わるか?
    米国の宇宙開発計画は時の政権の方針に翻弄されており、わずか10年強の間にターゲットは月から火星へ移行し、そして再び月に戻った。月ミッションや火星ミッションを軌道に乗せ、遠くない将来に実現させるには、NASAの計画が党派の議論や政権交代から確実に隔離される必要がある。 by Neel V. Patel2020.10.8
  9. Astronauts on the ISS are hunting for the source of another mystery air leak
    ISSで再び原因不明の空気漏れ、乗組員が発生場所を調査中
    国際宇宙ステーション(ISS)で発生した空気漏れは、現時点ではさほど大きなトラブルにはなっていない。しかし、宇宙船に衝突して船体に穴やひびを作る可能性のあるデブリ(宇宙ゴミ)は増加する一方であり、何らかの対策を講じる必要がある。 by Neel V. Patel2020.10.6
  10. Satellite mega-constellations risk ruining astronomy forever
    増え続ける人工衛星群で天体観測が台無し、解決策はあるか?
    近年、盛んに打ち上げられている人工衛星群(コンステレーション)が夜空で明るい光を放つため、天文学者による天体観測の著しい妨げになることが懸念されている。米国天文学会は、この問題に関する報告書を発表し、解決策を探ることを提言した。 by Neel V. Patel2020.10.2
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