KADOKAWA Technology Review
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気候変動/エネルギー 2021年6月の記事

  1. The Northwest’s blistering heatwave underscores the fragility of our grids
    米国北西部で記録的な熱波、電力不足が深刻に
    米国北西部を襲った猛烈な熱波によって電力需要が急激に高まり、電力不足が懸念されている。気候変動が加速し、熱波、大雪、山火事などが起こる中で、電力供給を維持し人々の命を守るには電力システムの見直しが必要だ。 by James Temple2021.6.30
  2. 欧州でCO2直接回収プラント計画が始動、「100ドルの壁」破れるか
    欧州で最大規模となる二酸化炭素直接大気回収プラントの建設計画が英国で進行している。しかし、直接大気回収がビジネスとして成立するためには1トン当たり100ドルの壁を突破しなければならず、さらに多くのプラントを建設する必要がある。 by James Temple2021.6.29
  3. カリフォルニア州のカーボン・オフセット制度では、森林の所有者が伐採量を減らすことで、カーボン・クレジットを取得できる。だが、自然保護団体などが伐採の当てのない保有地を利用してクレジットを取得し、汚染者に販売している実態が指摘されている。 by James Temple2021.6.17
  4. 先進的な取り組みで知られるカリフォルニア州は気候変動対策の「優等生」だ。だが、同州の「カーボン・クレジット」制度の抜け穴を利用して、実際の炭素削減量を大きく上回るカーボン・クレジットを獲得するプロジェクトが相次いでいることが明らかになった。 by Lisa Song2021.6.15
  5. エアルーム・カーボン・テクノロジーズは、大気中の二酸化炭素除去に鉱物を応用する技術を開発している。現在のところ、この技術を利用するには高いコストがかかるが、最終的には1トンあたり50ドルで二酸化炭素を除去できるという。目標は、2035年までに年間10億トンの二酸化炭素を除去することだ。 by James Temple2021.6.1
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