KADOKAWA Technology Review
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Lithium-metal batteries

リチウム金属電池

電気自動車を消費者に売り込むのは困難だ。高価なうえに、一度の充電で数百キロメートルしか走れず、充電に要する時間はガソリンの給油時間よりもはるかに長い。こういった欠点は全て、リチウムイオン電池の限界に起因している。だが、資 … 実現時期: by MIT Technology Review Editors2021.04.27

電気自動車を消費者に売り込むのは困難だ。高価なうえに、一度の充電で数百キロメートルしか走れず、充電に要する時間はガソリンの給油時間よりもはるかに長い。こういった欠点は全て、リチウムイオン電池の限界に起因している。だが、資金力豊富なシリコンバレーのとあるスタートアップ企業は、自分たちの電池を使えば、一般消費者でも購入したくなる電気自動車を作れると言っている。

クアンタムスケープ(QuantumScape)が開発しているこの電池は、リチウム金属電池と呼ばれている。初期試験の結果によればリチウム金属電池は、電気自動車の航続距離を80%向上させることができ、急速充電も可能だ。クアンタムスケープはフォルクスワーゲンと提携しており、フォルクスワーゲンは2025年までにリチウム金属電池を搭載した電気自動車を発売予定だという。

リチウム金属電池はまだ試作段階で、電気自動車に採用するには容量が小さすぎる。だが、クアンタムスケープなどのリチウム金属電池の取り組みが成功すれば、電気自動車は新たに数百万台の市場を得るだろう。ジェームズ・テンプルが、 リチウム金属電池の仕組みと、科学者たちによる最近の研究成果について説明している。

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