トランプ政権の19年度予算教書、科学技術部門に明暗
ドナルド・トランプ大統領は、総額4.4兆ドルの2019会計年度の予算教書を議会に提出したが、テクノロジー分野では明暗が分かれる内容となっている。連邦政府の財政赤字が9840億ドルにも達するなか、科学研究にとっては深刻な予算削減になる模様だ。
米国立衛生研究所(NIH)、全米科学財団(NSF)、米国エネルギー省(DOE)科学局は2017年と同水準の予算を確保した。米国食品医薬品局(FDA)の予算は増額された。米国航空宇宙局(NASA)も、少なくとも宇宙探査に関しては同様に増額されている。
DOEのエネルギー高等研究計画局(ARPA-E)の月面探査ロケット打ち上げ部門、NASAの5つの地球科学計画、国際宇宙ステーションの予算削減に加えて、米国環境保護庁(EPA)、米国海洋大気庁(NOAA)、米国内務省(DOI)の地質調査所(USGS)の一部の研究計画はお蔵入りになりそうだ。米国疾病予防管理センター(CDC)も予算削減の憂き目にあっている。
予算教書を受け、議会は今後、削減案を検討するが、多くは却下される可能性がある。
- 参照元: White House
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