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2050年までに世界人口の半分で水不足、ユネスコが報告 Water scarcity could affect 5 billion people by 2050

2050年までに世界人口の半分で水不足、ユネスコが報告

新たな報告によると、今後数十年間で世界人口の半数が、水の確保に苦労することになるかもしれないという。

ユネスコの新しい「世界水発展報告書(World Water Development Report)」によると、36億人の人々が現在、少なくとも1年のうち1カ月間は水不足に悩まされる環境で生活しているという。さらに2050年までには予測世界人口100億人の半数にあたる50億人にまで増えると予想している。

問題は、産業、農業、増加する人口によって、水循環に対する要求がどんどん増えていることだ。同時に、気候変動がこの問題をさらに悪化させている。気候変動は深刻な干ばつや洪水、乾燥地域のさらなる乾燥化を引き起こしており、気候変動の問題を解決するための十分な取り組みはまだなされていないのだ。

すべてを技術的に解決するのは難しいかもしれない。灌漑淡水化などのイノベーションが一部の人々に水を供給するのに役立つ一方で、土の中に水を蓄える自然の方法で17億人を水不足から解放できるとユネスコは主張している。

ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 2018.03.22, 13:57
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