eムック Vol.62「CRISPR療法実用化 遺伝子編集がもたらす医療革新」特集号
MITテクノロジーレビュー[日本版]はeムック Vol.62 / 2024.06をリリースした。特集は「CRISPR療法実用化 遺伝子編集がもたらす医療革新」。 by MIT Technology Review Japan2024.07.01
ノーベル化学賞を受賞した遺伝子編集技術「CRISPR(クリスパー)」を用いた世界初の治療法が2023年末、英国と米国でついに承認された。承認された治療法は「鎌状赤血球症」という希少疾患が対象だが、さらに幅広い疾患を対象とした治療法も臨床研究が進んでいる。本特集では、実用化された初の治療法誕生の舞台裏、CRISPRの医療への応用における今後の可能性を探り、遺伝子編集技術が私たちの生活にどのような変革をもたらすのかを考察する。
MITテクノロジーレビュー[日本版]eムック Vol.62 / 2024.06
特集:CRISPR療法実用化 遺伝子編集がもたらす医療革新
- 世界初のCRISPR療法、その知られざる誕生物語
- 「人生を変えた」遺伝子編集 治験参加患者が語ったこと
- 鎌状赤血球症治療、実用化でも新薬を模索する理由
- 世界一高い新薬が登場、425万ドルの価値はあるか
- ジェニファー・ダウドナ教授が語るCRISPRのこれから
- 遺伝子療法の可能性を広げるCRISPR技術の進歩
- 悪玉コレステロールを一生下げる 新しい遺伝子編集治療
- CRISPRでウイルス破壊、HIV治療で新戦略
U35 イノベーターの軌跡#14
- 古橋貞之(トレジャーデータ)
世界中で使われるソフトウェアを作る日本人プログラマー
News & Trends
- オープンAI vs. グーグル 超進化したAIアシスタントが登場
- 手術不要で麻痺患者の手を回復、電気刺激装置が実用化に近づく
- クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった
- エネルギー革命の主役に躍り出た蓄電池、押さえておきたいデータ3つ
Opinion
- 米国には「AIアポロ計画」が必要だ(エリック・シュミット)
eムックは、MITテクノロジーレビューのWebサイトに掲載したオリジナル記事をテーマ別に再構成し、PDFファイルとして提供する有料会員限定のサービスです。バックナンバーおよびダウンロードはこちら。
- 人気の記事ランキング
-
- Two Nobel Prize winners want to cancel their own CRISPR patents in Europe クリスパー特許紛争で新展開 ノーベル賞受賞者が 欧州特許の一部取り下げへ
- Promotion MITTR Emerging Technology Nite #30 MITTR主催「生成AIと法規制のこの1年」開催のご案内
- A brief guide to the greenhouse gases driving climate change CO2だけじゃない、いま知っておくべき温室効果ガス
- Why OpenAI’s new model is such a big deal GPT-4oを圧倒、オープンAI新モデル「o1」に注目すべき理由
- Sorry, AI won’t “fix” climate change サム・アルトマンさん、AIで気候問題は「解決」できません
- MITテクノロジーレビュー編集部 [MIT Technology Review Japan]日本版 編集部
- MITテクノロジーレビュー(日本版)編集部