オープンソースでカワイイ♥音声アシスタントが登場
アマゾン・エコーのようなホームアシスタントが米国で人気だ。あるスタートアップ企業が手掛ける「かわいい」音声アシスタントの狙いは、デバイスへの組み込みにある。 by Rachel Metz2017.05.31
Mark 1は、1980年代のクロック・ラジオとCG映画の主人公「ウォーリー( WALL-E)」が合体したような見た目で、低い声のイギリスなまりでロボットのようにしゃべる。アマゾン・エコーとはまるで別物だ。しかし開発元のスタートアップ企業マイクロフト(Mycroft)が狙っているのは、あらゆるデバイスで動作し、思い通りに改造できる音声対応アシスタントを求めているハッカーや学生、企業に、アマゾン・エコーのような魅力を感じてもらうことだ。
音声対応デジタル・アシスタントは近年では数多く出回っている。アマゾン・エコーはアマゾンの音声アシスタント「アレクサ」が動作する電子機器だが、ほかにもアップルのSiri、マイクロソフトのコルタナ(Cortana)やグーグル製の音声アシスタントもある。ただ、こうした音声アシスタントにオープンソースは皆無で、いくら幅広いデバイスに対応したスキルを持った開発者でも、ソフトウェアのコードを改造することはできなかった。
Mark 1で動作する音声アシスタント・ソフトウェアは、社名と同じ「Mycroft(マイクロフト)」という。マイクロフトは大企業のデジタル・アシスタントと競合するつもりはない、とジョシュア・モントゴメリーCEO(最高経営責任者)は話す。音声アシスタントの民主化、つまり学校の自由研究に取り組む子どもから、オープンソースの音声認識テクノロジーをコールセンターで活用したい企業まで、誰もが利用して改造できるようにすることがマイクロフトの狙いなのだ。Mycroftは個人ユーザーや開発者は無 …
- 人気の記事ランキング
-
- Is carbon removal in trouble? 炭素除去業界に激震、最大顧客のマイクロソフトが購入を一時停止
- NASA is building the first nuclear reactor-powered interplanetary spacecraft. How will it work? 初の原子力推進で火星へ、 NASA「強気すぎる」計画 SR-1はどう動くのか?
- Why opinion on AI is so divided AIの「すごさ」、プロと一般人の見え方がまるで違う理由
- You have no choice in reading this article—maybe そこに自由意志は存在するか 神経科学者が挑み続ける 「選択の余地のない」問い