KADOKAWA Technology Review
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気候変動/エネルギー 2024年3月の記事

  1. Methane leaks in the US are worse than we thought
    メタン漏出、予想以上に深刻=新研究で明らかに
    航空機を使った新たな研究により、石油・ガス事業から漏出しているメタンの量は、これまでの推定値よりも大きいことが明らかになった。今後、人工衛星による調査や地上調査などと組み合わせて、様々なメタン排出源を見つけていく必要がある。by Casey Crownhart2024.3.29
  2. 山本憲二郎:「塗るだけで耐震化」塗料、途上国の地震被害を減らす
    途上国の大半を占める「組積造」の建物の耐震化を、塗料を塗るだけで実現する。そんな画期的な塗料を共同開発したのが、山本憲二郎だ。東京大学で研究に取り組む傍ら、スタートアップで商用化を進めている。 by Keiichi Motohashi2024.3.27
  3. 二酸化炭素除去ビジネス参入800社、持続可能性には疑問符
    一部の投資家は、コストが高く市場が限られていることから、二酸化炭素除去企業、特に二酸化炭素を大気から直接回収する企業に流入する資金の多さについて警告している。 by James Temple2024.3.27
  4. 気候変動目標を達成するために、世界はこれまでよりはるかに多くの鉱物を掘り出さなければならない。しかし、採掘は環境問題を引き起こし、地域社会を激しく分断している。 by James Temple2024.3.26
  5. 多発する電動自転車のバッテリー火災を防ぐため、ニューヨーク市はスタートアップと協力してバッテリー交換ステーションを市内に試験展開する。電動自転車を多く利用する配達員の安全を確保することが狙いだ。 by Casey Crownhart2024.3.25
  6. Emissions hit a record high in 2023. Blame hydropower.
    干ばつで発電量が大幅減、気候変動で苦境に立つ水力発電
    水力発電は、ニーズに応じてオン/オフできる優れた再生可能電力源だ。しかし昨年は、気候変動による干ばつで水力発電所の発電量が減少し、化石燃料でその穴を埋めることにより、世界の二酸化炭素排出量が一昨年よりも増加してしまった。by Casey Crownhart2024.3.22
  7. Advanced solar panels still need to pass the test of time
    ペロブスカイト太陽電池、真の「耐久性」はいつ分かる?
    科学者たちは太陽光パネルの新材料を探している。新しい材料の耐久性を、どのように見極めようとしているのだろうか。 by Casey Crownhart2024.3.15
  8. Three frequently asked questions about EVs, answered
    ハイブリッドはアリか? EVに関する読者の質問に答える
    電気自動車は今後、気候変動に対処するために大きな役割を果たすことは間違いない。この記事では、充電器からハイブリッド車まで、電気自動車に関して読者の多くが抱いているであろう3つの疑問についてお答えする。 by Casey Crownhart2024.3.11
  9. Trump wants to unravel Biden’s landmark climate law. Here is what’s most at risk.
    「もしトラ」に現実味、トランプ返り咲きで気候政策はどうなる?
    11月に控えた米大統領選挙で、トランプ前大統領が復帰する可能性が現実味を帯びてきた。もし再選すれば、インフレ抑制法の電気自動車(EV)やクリーン・エネルギーへの支援は暗礁に乗り上げてしまうかもしれない。 by James Temple2024.3.11
  10. Why recycling alone can’t power climate tech
    リサイクルだけでは回らない、気候テクノロジーの材料問題
    気候変動対策に使われるテクノロジー製品の材料供給が逼迫している。解決策の1つがリサイクルだが、それだけでは不十分だ。 by Casey Crownhart2024.3.6
  11. Why hydrogen is losing the race to power cleaner cars
    「いいことずくめ」の水素燃料電池車はなぜEVに負けたのか?
    ゼロエミッション車の主流はバッテリーを使う電気自動車(EV)であり、水素を使う燃料電池車は大きく後れを取っている。かつて同列に語られたこともあった両者になぜ差が付いてしまったのか。 by Casey Crownhart2024.3.5
  12. This chart shows why heat pumps are still hot in the US
    米国で販売失速でもヒートポンプに注目すべき理由
    2023年には販売額が減速することになったが、ヒートポンプは化石燃料を使用する暖房器具に差をつけつつある。by Casey Crownhart2024.3.4
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