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「盛らない」SNS マイクロネットワークは ポストFBの主流になるか

ソーシャルメディアの新しい波が生まれようとしている。昨年11月に始まった「コクーン(Cocoon)」は、「いいね」を集めたり、人格を取り繕ったりしがちな旧来のソーシャルメディアと異なり、限られた人と本当の自分でいるためのアプリだ。

by Tanya Basu
  1. 深層学習は万能薬ではない。ニューヨーク大学のゲイリー・マーカス教授(ウーバーAI研究所元所長)は、より広い視野を持って安全なAIを構築するべきだと訴えている。

    by Karen Hao
  2. 惑星の「居住可能性」とは何を意味するのか?

    ある惑星が「ハビタブルゾーン」に位置しているかどうかは、その惑星に生命が存在可能であるかどうかを考える際の拠り所の1つとなっている。現時点ではハビタビリティ(居住可能性)についての専門家の統一見解はないが、新たなツールが手がかりを示す可能性がある。

    by Neel V. Patel
  3. フェイスブックのパリAI研究所は、微分方程式と部分積分を解くことができるニューラル・ネットワークを開発した。数式を与えて訓練することで、初めて与えた数式でも、市販の数式処理ソフトウェアより高速かつ正確に答えを導くことができるという。

    by Emerging Technology from the arXiv
  4. IBMは、「論証マイニング」と呼ばれる手法を用いて、多くの情報源を検索し、あらゆる根拠を使って議論を組み立てられる人工知能(AI)システムを構築している。議論を通じて人々とコミュニケーションを取れるバーチャル・アシスタントは、人々がより良い意思決定を下すのに大いに役立つだろう。

    by Douglas Heaven
  5. ディープフェイク・ツールの
    「正しい」作り方

    画像や音声を作り出す合成メディア技術の進化に伴い、「ディープフェイク」が社会問題化しつつある。未来に貢献するテクノロジーにするには、悪用を防ぐための「努力」が必要だ。

    by Aviv Ovadya
  6. 中国、過去最高解像度の「月の裏側」写真を公開

    中国当局は、2019年1月に人類史上初めて月の裏側に着陸した探査機「嫦娥4号」および探査車「玉兔2号」が撮影した写真を新たに一般公開した。今回のミッションで撮影された月の画像の中で最も解像度の高い画像であり、玉兔2号が撮影したパノラマ写真も含まれている。

    by Neel V. Patel
  7. 心臓や肝臓などの生死に関わる臓器の移植では、依然として人体に頼らなければならない。臓器不足の解消へ向け、遺伝子編集ブタを使った異種移植の実現という夢を追う、ドイツの研究者を訪ねた。

    by Karen Weintraub
  8. 東大、熱を一方向のみに伝えるナノチューブ新素材を開発

    東京大学の研究者らがカーボンナノチューブを用いて、ある方向に沿っては熱を伝えるが、その垂直方向にはほとんど熱を伝えない新素材を作り出すことに成功した。コンピューターなどのデバイスの冷却システムを設計・構築する方法に影響を与えそうだ。

    by Emerging Technology from the arXiv
  9. グーグルのAI子会社であるディープマインドは、改良した強化学習アルゴリズムが、ドーパミンが脳の学習を手助けする際の神経細胞の振る舞いと一致することを示す研究を発表した。この結果は、AI研究の現在の方向性が正しいことを示すと同時に、神経科学の研究者に新たな知見を与えてくれるだろう。

    by Karen Hao
  10. 中国のテック大手であるバイドゥ(百度)は、人工知能(AI)による自然言語理解のコンペで、グーグルとマイクロソフトを抑えて首位に立った。バイドゥの快挙は、元々英語向けに開発された言語理解の手法を中国語に適用する際の改良に基づくものであり、AI研究における多様性の重要さを示している。

    by Karen Hao