トップ・ストーリー

本日の重要ニュースをご案内。

12.0
Cover Story

最悪だった2020年に 少しばかりの「よかった」を 探してみた

新型コロナウイルス感染症のパンデミックに明け暮れた2020年は、ほとんどの人にとって最悪の年であったことは間違いない。だが、そうした状況の中でも、小さなことではあるが、希望の兆しを見つけることはできる。

by Abby Ohlheiser
  1. 「ディープ」よりも厄介だった2020年の「チープ」フェイク問題

    2020年は米大統領選挙におけるディープフェイクの氾濫が大きく懸念されていた。だが、この1年を振り返ると、むしろ問題になったのは、「チープフェイク」画像があらゆる場面で拡散され、メディアに対する人々の信頼を揺るがしたことだ。

    by Nina Schick
  2. グーグルまた訴訟、「ネット検索を独占」米40州・準州が提訴

    米国40の州・準州が、グーグルを反トラスト法違反で提訴した。同社が非競争的行為によってインターネット検索において無制限の力を有しているとして、あらゆる優位性を解消することや資産を売却することを求めている。

    by Eileen Guo
  3. 「ワクチン・パスポート」のアイデアはなぜマズいのか?

    新型コロナワクチンの接種が始まった現在、ワクチンを接種した人に「ワクチン・パスポート」を交付し、社会活動を許可するというアイデアが検討されている。しかし、このアイデアはパンデミックでまん延している不公平感や保健当局への不信感を悪化させる可能性がある。

    by Mia Sato
  4. フェイスブックと「密約」、テキサス州など10州がグーグルを提訴

    テキサス州など10州によるグーグルに対する新しい訴訟には、フェイスブックと相互に恩恵を受けようとする密約や暗号化されたワッツアップのメッセージの閲覧許可といった、物議を醸す多くの主張が盛り込まれている。

    by Eileen Guo
  5. 米政府の大規模ハッキング、手口巧妙「アプデしたら感染」

    ロシアのハッカー集団「コージー・ベア」が米国の多数の企業および政府機関のコンピューター・ネットワークにバックドアを仕掛けたことが明らかになった。米国製ネットワーク管理ソフトのアップデートにマルウェアを忍ばせたもので、財務省、商務省、国土安全保障省などが被害を受けたことが分かっている。

    by Patrick Howell O'Neill
  6. 新型コロナ「変異種」を過度に恐れる必要がないこれだけの理由

    12月に新型コロナウイルスの新たな変異種が英国で検出されたのを受けて、世界中の国々が英国からの渡航者の入国を制限するなど警戒を高めている。今回の変異種は感染力がより高いという報告があるが、製薬会社は、すでに開発されたワクチンや抗体薬で十分な効果が望めるとしている。

    by Antonio Regalado
  7. AI倫理研究者の解雇についてグーグルに説明を要求、米連邦議員ら

    米連邦議会の議員たちは、著名なAI倫理研究者をグーグルが解雇した件について説明を求める書簡を同社に送った。連邦議会では、法整備や監督権限を通じて、AIの研究や説明責任、多様性を強化しようとする動きが強まっており、この書簡もその一環である。

    by Karen Hao
  8. ファイザーの新型コロナワクチンの成分は?専門家が解説

    日本でも承認が申請されたファイザーの新型コロナワクチンには、どんな成分が含まれているのだろうか。専門家に聞いた。

    by Antonio Regalado
  9. 最近の人工知能(AI)の華々しい成果の背後には、米国の最低賃金にも満たない賃金で、機械学習モデルに入力するデータのラベル付けなどの作業を請け負うギグワーカーたちの存在がある。こうした「見えない労働者」の現状について、ウェストバージニア大学のサイフ・サベージ博士に話を聞いた。

    by Will Douglas Heaven
  10. 他者を言葉で動かす方法を学習、目的達成手段として言語を使うAI

    ジョージア工科大学の研究者のチームは、自然言語処理と強化学習を組み合わせることにより、目的を達成するために言葉を使って他者に何かをさせるAIシステムを開発した。言語に満ちた私たちの世界がどのように成り立っているかを、より深く理解することにつながるかもしれない。

    by Will Douglas Heaven