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人工衛星の「ガソスタ」目指すベンチャー、ISSで液体輸送実験
Orbit Fab
A startup is about to test a ‘gas station in space’ that could one day refuel satellites

人工衛星の「ガソスタ」目指すベンチャー、ISSで液体輸送実験

燃料は重い。だから、人工衛星の寿命は、宇宙のガソリンスタンドで燃料の補給でもできない限りは、搭載する燃料の量によって決まる。

スタートアップ企業のオービット・ファブ(Orbit Fab)は、スペースX(SpaceX)の宇宙船ドラゴン(Dragon)が国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を輸送するミッションで、宇宙における液体輸送方法を実験する予定だ。ドラゴンは、12月4日午後1時38分(米国東部時間)に打ち上げが予定されている。実験は、米ISS国立研究所(ISS US National Lab)との協力で、ISSに滞在している宇宙飛行士が実施するその他の科学実験と並行して行なわれる。

宇宙での人工衛星の燃料補給と修理をめぐっては、どうやって大量の燃料を軌道に投入するか、専門家の間で活発な論議がされている。微小重力下での人工衛星への燃料の補給は、地球と同じ方法は通用しない。 液体を扱うのは非常に難しく、突如として液体はタンクの周りに浮遊してしまう。

今回の実験では、燃料ではなく水と小型タンカー2台を使用する。オービット・ファブはバルブ・システムを試験し、さらに宇宙における流体力学を研究する予定だ。

オービット・ファブの長期的な目標は、人工衛星サービス会社と提携した燃料提供サービスだ。もし人工衛星が燃料補給を受けられれば、目的を果たすためにより長い期間の稼働が可能となり、人工衛星使い捨ての時代が幕を閉じることになるのだ。

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2018.12.05, 7:55
宇宙ビジネスの時代

かつて国家主導だった宇宙開発がいま、大きく変化している。テクノロジーの進化とリスクマネーの流入によって民間企業による宇宙開発が加速し、自社の事業拡大に宇宙を活用しようとする「非宇宙」企業やベンチャー企業の動きも活発だ。いまなぜ「宇宙」なのか? そのヒントとなる記事を集めた。

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