KADOKAWA Technology Review
×
無料の会員登録で、記事閲覧数が増えます
Ride-Hailing Apps Have a Racism Problem

ウーバー、リフトは、配車サービスの人種差別に対処すべきか?

アフリカ系アメリカ人の名前の乗客は、白人の名前の乗客より、待ち時間が長く、乗車を拒否されることが多い。 by Jamie Condliffe2016.11.01

アプリで自動車を手配するなら白人の名前を使うと便利だ。

新たな研究によって、アフリカ系アメリカ人の名前の乗客は、白人の名前の乗客に比べて、乗車リクエストが受理されるまでに長い時間待たされたり、乗車がキャンセルされたりする可能性が高いことが明らかになった。研究結果は、全米経済研究所発行の報告書に掲載されている。

マサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学、ワシントン大学の研究者は、約1500人の乗客を対象とした調査で、シアトルとボストンの決められたルートを観察した。

シアトルでの実験結果では、アフリカ系アメリカ人の名前の乗客は、乗車リクエストが受理されるまでにウーバーで29秒、リフトで23秒かかった。これに比べて、白人の名前の乗客の待ち時間はウーバーで21秒、リフトで19秒だった。

ボストンでの実験結果では、ウーバーに別の問題があった。アフリカ系アメリカ人の名前の乗客は、10.1%の確率で乗車リクエストがキャンセルされたのに対し、白人の名前の乗客はたった4.9%のキャンセル率だった。またリフトでは、ウーバーは逆にアフリカ系アメリカ人の名前の乗客の方が白人の名前の乗客よりもわずかにキャンセル率が低かった。

オンライン市場の経済学を研究するハーバード・ビジネス・スクールのベン・エデルマン准教授(この研究には参加していない)は、M …

こちらは会員限定の記事です。
無料登録すると1カ月10本までご利用いただけます。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
ザ・デイリー重要なテクノロジーとイノベーションのニュースを平日毎日お届けします。
公式アカウント