KADOKAWA Technology Review
×
来れ、若きイノベーター! Innovators Under 35 Japan 2022 応募受付開始。
ケーブルも電池も不要、
ゲイツ財団も出資する
パッチ型新生児モニター
Northwestern University
コネクティビティ 無料会員限定
Stick-on sensors will let premature babies get the skin contact they need

ケーブルも電池も不要、
ゲイツ財団も出資する
パッチ型新生児モニター

早産児を注意深く見守るために取り付けられたケーブルは、両親と赤ちゃんとの肌の触れ合いを奪ってしまう。ノースウエスタン大学の研究チームが、そんな状況を改善する貼り付け型の無線センサーを開発した。 by Charlotte Jee2019.04.17

全体の1割を超える赤ちゃんが、早産で生まれる。小さくて虚弱な早産児は、たいていは病院の保育器の中で、適正な温度を保ちながら注意深く監視する必要がある。

小さな早産児が多くのケーブルにつながれ、医療機器に取り囲まれているのは、胸の痛む光景だ。だが、新たなモニタリング・システムのおかげで、こういったケーブルは不要になるかもしれない。新型モニタリング・システムは直径わずか数センチの非常に薄い2枚のパッチで、新生児の胸と足に貼り付けて使用する。

ノースウエスタン大学の学際研究チームが開発したこの装置は、透明なバンドエイドに似た外見だ。新生児が発するあらゆるバイタルサインを追跡するセンサーを搭載している。ケーブルも電池も使わない、世界初の新生児用モニタリング・システムだ。

装置には近距離無線通信(NFC)チップが埋め込まれており、すべてのデータを装置内で収集し、処理した後、Bluetoothで外部装置へ送信する。センサーの電力供給にはワイヤレス電力伝送を使う。

システムはすでに、シカゴにある2つの病院で60人以上の新生児に対して試験 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.7
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.7世界を変える10大技術 2022年版

パンデミック収束の切り札として期待される「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)飲み薬」、アルファ碁の開発企業が作った「タンパク質構造予測AI」、究極のエネルギー技術として期待が高まる「実用的な核融合炉」など、2022年に最も注目すべきテクノロジー・トレンドを一挙解説。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る