カバーストーリー コロナ禍の静寂が暴いた 無自覚な自然破壊を 人間はやめられるか?
大規模データセンターの電力需要が増大し続ける中で、原子力発電への関心が急速に高まっている。だが、先送りされてきた放射性廃棄物の処理問題は未解決のままだ。資金や関心を振り向ける時期に来ている。
極点への航路に、かつての「きしみ音」はなかった。広大な開水面が広がるその海の底に、12万年前の気候の記憶が刻まれた泥が眠っている。研究者たちはそこに、消えゆく氷の未来を読み解く手がかりを求めた。
二酸化炭素濃度、絶滅率、地球の境界——環境指標は人類の失敗を測るものばかりだった。人間と自然の関係を「どれほどひどく失敗しているか」ではなく「どれほど良くなれるか」で測る指標はつくれないか。
炭素除去契約の約80%を単独購入してきたマイクロソフトが、今後の購入を一時停止する方針が明らかになった。財政的考慮が背景にあるとされ、業界には動揺が広がっている。
米モンタナ州のウェスリー・サルメントは、絶滅が危惧されるハイイログマと人間のトラブルを避けるため、緊急対応要員としての役割を果たしてきた。だが、危険を回避するためドローンの活用に切り替えた。
世界全体では淡水取水量の1%にすぎない海水淡水化が、中東の一部の国では飲料水のほぼすべてを担っている。中東地域の水インフラ事情を数字で見ていこう。