カバーストーリー MITTRが選んだ 「気候テック10」 2026年版発表にあたって
イタリアのエナジー・ドームは、巨大なドームに貯めた二酸化炭素を圧縮・膨張させて発電し、リチウムイオン電池より安価な長時間蓄電を目指す。
Xエナジーは、ヘリウムで冷却する小型モジュール炉を開発し、化石燃料に頼る重工業の高温の熱を原子力で置き換えることを目指している。
カナダのスタートアップであるモーメント・エナジーは、使用済み電気自動車バッテリーを送電網向け蓄電池として再利用することで、急増するエネルギー貯蔵需要に対応しようとしている。
中国のウェリオン・ニューエナジーは、リチウムイオン電池より安全でエネルギー密度の高い半固体電池を開発し、EVや船舶の電動化を後押しする。
ケニアのスタートアップであるバシゴーは、従量課金制のリースで電気バスを手頃にし、サハラ以南のアフリカのディーゼルバスの置き換えを目指している。
東北大学准教授の阿部博弥は、生物の構造や分子に着想を得た材料設計で、燃料電池触媒から水中接着剤、皮膚を介したセンシング技術まで、幅広い応用を切り拓いている。