KADOKAWA Technology Review
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生物工学/医療 2021年3月の記事

  1. The Moderna and Pfizer vaccines are 90% effective at stopping infection in the real world too
    mRNAワクチンの効果は実世界でも90%、CDC追跡調査
    米国疾病予防管理センター(CDC)による「実世界」での追跡調査で、mRNAワクチンを2回接種した場合、新型コロナウイルスの感染リスクを90%抑えられることがわかった。しかし、米国では英国型変異株が台頭してきており、雲行きは怪しい。by Charlotte Jee2021.3.31
  2. 新型コロナワクチンが開発された今、超低温での保存を必要とするワクチンをいかにして世界の隅々まで行き渡らせるかが問題となっている。科学者やエンジニアは、ワクチン処方の変更と、コールドチェーンの変更の2つの方法で、解決策を探っている。 by Wudan Yan2021.3.31
  3. 間もなく訪れる転換点、米ワクチン「余り」で求められる対策
    米国を通常の状態に戻すためには、約80%の人がワクチン接種を受ける必要がある。しかし、副反応に懸念を持ち、接種を躊躇する人たちも多い。ワクチンの供給が増える前に、これらの人々を動かす取り組みが必要だ。 by Mia Sato2021.3.30
  4. イスラエルの研究者が、子宮外での哺乳類胚の培養記録を更新した。ヒト胚に応用できる可能性があるといい、倫理的な問題が山積みの「人工子宮」研究に影響を与えそうだ。 by Antonio Regalado2021.3.26
  5. 「ヒトの胚は14日以上培養してはならない」。近年のヒト胚研究の多様化と発展に伴い、過去40年に渡って遵守されてきたルールがついに緩和されようとしている。 by Antonio Regalado2021.3.24
  6. Why European vaccine suspensions could have unintended consequences
    アストラゼネカ製ワクチンの接種が欧州で一時停止、その理由は
    ドイツやスペイン、イタリア、フランスをはじめとする欧州諸国で、アストラゼネカ製ワクチンの接種が一時的に停止されている。当局は、血栓が生じる可能性を懸念しての「予防的措置」と説明しているが、疑念と混乱が広がっている。by Bobbie Johnson2021.3.16
  7. Here’s what the CDC says you can do once you're vaccinated—and what it doesn’t
    条件付き「マスクなし」も CDCがワクチン接種後の新指針
    米国疾病予防管理センター(CDC)は、新型コロナワクチン接種を受けた人はマスクを着けずに小規模の集まりを再開できるとする新たなガイドラインを発表した。ただし、安全性と公正性については、いまだに疑問が残っている。by Mia Sato2021.3.11
  8. Why reopening US schools is so complicated
    いまだ休校続く米国の学校、なぜ再開が難しいのか?
    2020年3月以降、ほとんどの学校が閉鎖された米国では依然として、学校を全面再開する見通しが立たずにいる。国が示す指針には限界があるうえ、学校を早急に再開することのリスクをどう判断するか、意見が割れている。 by Mia Sato2021.3.10
  9. Digital contact tracing brought tech rivals together while the pandemic kept us apart
    ライバルが異例の協力、接触追跡アプリの経験から何を学ぶべきか?
    接触追跡アプリが新型コロナウイルス感染症の拡大抑制にさほど効果を上げていないのはなぜだろうか。こうしたアプリが広く普及するにはテクノロジーに対する人々の信頼を構築することがカギとなるが、今回のパンデミックではその基盤がなかった。 by Lindsay Muscato2021.3.8
  10. Should the US start prioritizing first vaccine doses to beat the variants?
    初回優先か?2回厳守か?ワクチン接種めぐり議論百出
    新型コロナワクチンに対する需要は、供給量を圧倒的に上回っている。できるだけ多くの人にワクチンを行き渡らせるために、本来であれば2回接種が必要なワクチンを、1回目の人に優先的に接種するというアイデアが浮上している。 by Cassandra Willyard2021.3.5
  11. Israel’s “green pass” is an early vision of how we leave lockdown
    接種先進国・イスラエルのワクチン・パスポートから何が学べるか
    新型コロナワクチン接種を証明することでレストランやコンサートへの入場を許可する「ワクチン・パスポート」プログラムが、イスラエルで始まった。多くの国で同様のプログラムが検討されているが、イスラエルの経験には大いに学ぶべき警告が含まれている。 by Joshua Mitnick2021.3.4
  12. The one-shot vaccine from Johnson & Johnson now has FDA support in the US
    接種1回で完了、J&Jの新型コロナワクチンをFDAが承認
    ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発した新型コロナワクチンが米国で承認された。すでに承認済みの2つのワクチンと異なり、接種が1回で済むうえ、保存しやすい利点を持つ。ただし、製造工程が複雑であるため、当分の間は供給量が限られる可能性が高い。 by Antonio Regalado2021.3.3
  13. The fast-spreading coronavirus variant is turning up in US sewers
    下水に異変、急拡大する新型コロナ変異株を追跡できるか
    何百万人もの人々がトイレに流す汚水から、感染力の強い新型コロナウイルスの変異株の広がりを追跡できるかもしれない。米国の一部で実施されている下水検査は、感染拡大の防止に役立つのだろうか。 by Antonio Regalado2021.3.3
  14. This is how America gets its vaccines
    バイデン政権は就任後100日間で新型コロナワクチンを1億回分接種するという目標を立てている。目標達成には、ワクチンの割り当てや配布、追跡、接種に関与する寄せ集めのシステムや、一貫性のない政策を是正する必要がある。 by Karen Hao2021.3.2
  15. What went wrong with America’s $44 million vaccine data system?
    米でも「動かないシステム」ワクチン予約サイトで混乱
    米国疾病予防管理センター(CDC)は新型コロナワクチン接種を効率よく予約・管理するためのWebサイト「VAMS」を、総額4400万ドルで大手コンサルティング会社に発注した。だが、トラブルが多発し、システムの採用を見送る州や民間の別のシステムに切り替える動きも出てきた。 by Cat Ferguson2021.3.1
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