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08.0
Cover Story

米国のバイデン政権が取り組む気候変動への取り組みの一つの柱となるのが、「二酸化炭素の回収・貯蔵(CCS)」だ。環境問題の活動家からは反対意見も根強いが、二酸化炭素排出量削減が困難な業界には必要なものだという。化石エネルギー・炭素管理局の幹部に狙いを聞いた。

by James Temple
  1. あるものが意識を持つとはどういう状態なのだろうか。人間や動物だけでなく、木や植物、バクテリアも意識を持つのだろうか。統合情報理論(IIT)によると、あるシステムが意識を持っているかどうかを定量的に予測できるという。

    by Christof Koch
  2. 登 大遊「イノベーションは“いんちき遊び”から生まれる」

    「デジタル敗戦」という言葉が確定した事実かのように語られる日本のICTの現状に対し、天才プログラマーの登 大遊氏は「あまり心配する必要はない」と話す。日本に必要なのは大企業の「遊び」だと言う。

    by Yasuhiro Hatabe
  3. 講師・受付に「顔」貸出、デジタル版コピーロボビジネスが拡大中

    実在の人物の映像を使ってディープフェイクで作成したAIキャラクターを、ライセンス供与するビジネスが広がりつつある。いったん映像を撮影すれば、何千本もの映像に出演し、あらゆる言語で何でも話すことができるため、俳優の仕事にも影響を与えそうだ。

    by Will Douglas Heaven
  4. 所 千晴教授:脱炭素社会へ向けてイノベーターに今求められること

    SDGs(持続可能な開発目標)の達成やカーボンニュートラルの実現へ向けて需要が高まりつつあるのが、製品のリサイクルに必要な資源分離技術だ。早稲田大学と東京大学で、分離技術の研究を進める所 千晴教授に、研究の現状とイノベーターの条件を聞いた。

    by Noriko Higo
  5. 米政府機関で「顔認識」利用拡大、規制化の声に逆行

    最新の調査結果によると、米国の政府機関や地方自治体などが顔認識テクノロジーを利用しており、今後利用範囲を拡大していく見込みだ。一方で、顔認識システムは人種間での誤認識などの問題を抱えており、規制を求める動きがある。

    by Tate Ryan-Mosley
  6. 危険な合成ドラッグとして知られるMDMAを併用し、重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を治療する心理療法の臨床試験が米国で進んでいる。被験者の一人が、「人生を一変させる」体験について語った。

    by Charlotte Jee
  7. 太陽光パネルは、発電している間は二酸化炭素排出量削減に貢献するが、製造時や輸送時、そして廃棄時は二酸化炭素を排出する。貴重な材料を回収し、太陽光パネルのリサイクルをより収益の上がるものに変えようとするスタートアップ企業の動きがある。

    by Casey Crownhart
  8. インターネットは今や、嫌がらせや憎悪、性差別に満ちた空間となっている。女性に優しい原則に基づいた「フェミニストのインターネット」を実現できれば、女性だけでなくすべての人にとって優しいものになるだろう。

    by Charlotte Jee
  9. 主張:技術力に劣るタリバンがイノベーションで勝利した理由

    カラシニコフ銃、弾薬、ラジオといったシンプルな装備しか持っていなかったタリバンが、宇宙からの監視をはじめとする世界一流のテクノロジーを利用でき、火力、装備、資金で優勢な西側諸国に勝利したのはなぜなのだろうか。

    by Mike Martin
  10. グリーン水素は日本の「脱炭素」の本命になり得るのか?

    カーボンニュートラルへ向けた取り組みが世界中で加速している。注目されているグリーン水素とはどのような技術で、どこまで実用化が検討されているのか? 環境エネルギージャーナリストが語った。

    by Koichi Motoda