「テックラッシュ」もどこ吹く風、テック大手は今日も安泰
「テックラッシュ(techlash)」なんて誰が言ったんだ? そもそもテックラッシュって一体なんなんだ? とでも言いたくなる(日本版注:テックラッシュはテック企業に対する反発のこと)。シリコンバレーは、財務状況を見た限りではうまくやっている。
フェイスブックはデータ・スキャンダルのぬかるみから抜け出せずにいる。YouTubeは有害コンテンツに苦しんでいる。ウーバーの自動運転車は危険かもしれない。グーグルは競争法違反の件で欧州連合で裁判を争っている。アマゾンは失業の責任を問われている。どれもよろしくない!
ニュースをお知らせしよう。フェイスブックは直近の四半期に記録的な利益を計上した。YouTubeは成長した。グーグルは広告の売上を伸ばした。アマゾンは前年の2倍の利益を上げた。マイクロソフトはクラウドで非常に上手くやっている。
しかも、メルトダウン/スペクター問題による深刻なセキュリティ脅威で痛めつけられたインテルでさえ増益だ。どれもたいしたものだ!
議員たちは、規制によってテック大手の手綱を引こうと躍起になっている。一方でメディアには、これらの企業が人々の信頼をどれほど裏切っているかの情報が溢れかえっている。しかしユーザーは、テックラッシュの元凶となっているプライバシーとセキュリティの問題にひるんではいないようだ。
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『2026年に注目「気候テック企業」10社』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか