KADOKAWA Technology Review
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Baidu Will Release a Free Operating System for Self-Driving Cars

バイドゥ、自律自動車用OSを無償公開へ

中国トップの検索エンジン企業バイドゥは、自律運転の開発を加速させ、自動車メーカーを自社のサービスに引き込むため、グーグルがAndroid OSでしたように、自律自動車用OSを無償公開することにした。 by Will Knight2017.04.19

バイドゥは、自社の自律運転自動車テクノロジーの大部分を公開するつもりだ。公開によってテクノロジーの進歩を加速させる一方、地図作成や機械学習システムなど、自律運転自動車の中枢機能の供給者として、業界内での自社の役割を固めるための一手でもある。

競合企業間で訴訟合戦が起きていることから明らかなとおり、自動運転の開発企業のほとんどは、自社のシステムを支えるテクノロジーや専門知識を注意深く守ろうとしている。バイドゥの方針転換は、開発内容を自ら公開することで、高度なドライバー支援システムや、自律運転自動車の原型を開発する上で、他社の参入障壁を低くするかもしれない。

バイドゥでインテリジェント・ドライビング部門の総責任者を務める陸奇最高執行責任者(COO)は「私たちは多くの車輪が再発明(「車輪の再発明」は、オープンソース開発などで、すでにある機能の自社開発を避けようとする警句)されるのを目の当たりにしました。さらに高いレベルでイノベーションを起こしましょう」という。

バイドゥは、自律運転プラットフォーム「アポロ」(米国の月探査ミッションに敬意を表して名付けられた)を今年7月にリリースする予定だ。自律運転自動車の開発に必要なテクノロジーの多くが自由に利用可能になる一方で、一部の機能(地図作成・機械学習サービス)は、バイドゥが管理 …

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