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08.0
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「くたばれ、アルゴリズム」 成績予測システムのひいきに 英国学生が怒りの猛抗議

コロナ禍にある英国で、実質的な大学入学試験の代わりにアルゴリズムによる成績予測評価が取り入れられた。公平性の担保が狙いだが、アルゴリズムが労働者階級やマイノリティに属する生徒に不利な評価を下すことが分かり、問題となっている。

by Karen Hao
  1. 新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって経済が停滞し、犯罪組織のカネの動きも止まった。だが、犯罪組織は新たな方法でマネーロンダリングを試みている。従来型のルールベースの対策に代わり、変化にすばやく対応できる機械学習を活用する動きが高まっている。

    by Will Douglas Heaven
  2. FBがバーチャル空間に音声を追加、AIの「耳」も訓練可能に

    フェイスブックのAIラボは、自ら開発したAIエージェント訓練用バーチャル空間に音を付加する機能を追加した。視覚と聴覚の両方が必要となるタスクをこなせるようにエージェントを訓練できるようになる。

    by Karen Hao
  3. 米FDA、新型コロナ治療法として回復患者の血漿を緊急使用許可

    米国食品医薬局は8月23日、新型コロナウイルス感染症の回復患者の血漿を治療薬として使う緊急使用許可を出した。治療効果に関するエビデンスが不足している中、今後のワクチンの承認にも影響を与えそうだ。

    by Antonio Regalado
  4. 量子コンピューターは地下室に作れ 放射線の影響を新研究が解明

    量子コンピューティングを実現するには、キュービットの状態をいかに安定させるかがカギとなる。最新の研究により、従来から指摘されていた振動や温度変化に加えて、自然放射線や宇宙からの放射線(宇宙線)が、キュービットの安定性を著しく損なわせることが分かった。

    by Neel V. Patel
  5. 世界の新型コロナ対策、
    6カ国の担当者に聞く

    世界各国の新型コロナウイルス対策を紹介する特別シリーズ。現時点で成功した国はどう取り組んだのか。6カ国の担当者に聞いた。

    by Krithika Varagur
  6. 強力な接触追跡で感染を抑え込む、ドイツの新型コロナ戦略

    ドイツの新型コロナウイルス対策では、接触追跡が大きな柱の1つとなっている。ロベルト・コッホ研究所のラース・シャード副所長にドイツ政府の戦略について聞いた。

    by Krithika Varagur
  7. 接触追跡アプリは「銀の弾丸」ではない、エビデンス必要=英新研究

    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンが実施した新たな研究により、接触追跡アプリだけでは新型コロナウイルス感染症のパンデミックを抑えられないことが改めて示された。

    by Patrick Howell O'Neill
  8. スウェーデンが「ロックダウンなし」の独自路線を続ける理由

    集団免疫を達成するために緩慢なロックダウン(都市封鎖)をするというスウェーデンの新型コロナ対策は、世界中で物議を醸している。同国の対策を主導する疫学者に、集団免疫戦略を推進し続ける理由について聞いた。

    by Krithika Varagur
  9. ハッブル宇宙望遠鏡がネオワイズ彗星を撮影、「コマ」はっきりと

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡が捉えたネオワイズ彗星の高解像度画像が公開された。この夏に地球および太陽に最接近したネオワイズ彗星は今世紀に入って北半球で観測できた最も明るい彗星であり、次に戻ってくるのは6800年後の予定だ。

    by Neel V. Patel
  10. 世界初、香港大学が遺伝子分析で新型コロナ再感染を確認

    香港大学の研究チームが、新型コロナウイルスに再感染した症例を世界で初めて確認したと発表した。対策の抜本的な見直しが必要になる可能性がある。

    by Antonio Regalado