KADOKAWA Technology Review
×
キヤノン電子・酒巻社長の講演が決定!
MITTR主催「宇宙ビジネスの時代」 チケット販売中。

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

東北大学田所研究室
The floating hose is fighting fire

「空飛ぶ消火ホース」を東北大らが開発、3年後の実用化目指す

災害時の救助活動や消火活動にドローン自律飛行ヘリコプターを活用しようという動きが盛んだ。人間では難しい場所でもドローンや無人ヘリなら近づけるからだ。ただし、ドローンが一度に積載できる水や消火剤には限界もある。

そこで、東北大学大学院の田所諭教授らのグループが開発しているが、空や建物の内部から放水できる消火ロボットだ。田所教授らはこのほど、ホースを空中に浮上させ、建物内の火元に向かって直接消火する「ドラゴンファイヤーファイター」のプロトタイプを開発した。消火ホースに連結された複数の噴射ノズルを制御することで、水をジェット噴射のように放出してホースを浮上させる。いわば、「空飛ぶ消火ホース」というわけだ。

プロトタイプでは、柔軟なホースを安定して浮上させ、方向を制御する技術が実証された。今後はホースの長尺化や耐火性能、消火性能を向上させ、3年後の実用化を目指している。空飛ぶホースが消火活動で活躍する姿を都市部で目にする日も遠くないかもしれない。

元田光一 [Koichi Motoda] 2018.06.16, 10:57
宇宙ビジネスの時代

かつて国家主導だった宇宙開発がいま、大きく変化している。テクノロジーの進化とリスクマネーの流入によって民間企業による宇宙開発が加速し、自社の事業拡大に宇宙を活用しようとする「非宇宙」企業やベンチャー企業の動きも活発だ。いまなぜ「宇宙」なのか? そのヒントとなる記事を集めた。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る